2023.4.4(火)③

 

湊川神社

 

アクセス

 

長田神社を出て、神戸高速鉄道で「高速長田」から「高速神戸」へ移動。

11時35分の電車に乗って、11時41分に到着。この電車は地下鉄のようだ。

電車賃130円!安い!

 

高速神戸の駅の案内通り、湊川神社の表示の方へ進み、地上へ出ると、もう目の前に湊川神社!

 

 

拝観

すごく大きい表神門。

今回、湊川神社のHPから「境内散歩」という案内図を印刷してきた。

それに従って見落としの無いように拝観する。

 

入ってすぐ左側に、日本最古のオリーブの木がある。

オリーブの木、実は鉢植えのものしか見たことがなかった。

細い木のイメージだったが、こんなに大きい幹の木になるのかとちょっとびっくり。

 

正面の大鳥居に向かう。

 

大鳥居の脇の狛犬

 台座が立派だ!

 

手水舎

めずらしい白塗り。

石組みのシンプルな作り。

 

正面の本殿へ向かう。

本殿も白塗り。

 

大鳥居と本殿の中間辺りにも狛犬!

こちらは珍しい備前焼の狛犬

 

 

本殿すぐ近くには青銅製の狛犬

 

 

本殿でお詣りする。

 

本殿の天井には様々な絵が描かれてあり、じっくり観たくなる。

本殿の中、正面両脇には、棟方志功による獅子狛犬の絵もあり、さらにその奥には金色の狛犬もいる。

 

湊川神社は、狛犬満載だ!

 

お詣り後、授与所で神仏霊場の御朱印をいただく。

御朱印は通常500円だが、神仏霊場巡拝専用朱印帳に押印される場合のみ300円とHPには書いてあったが、500円だった…

 

本殿右側

親子さざれ石

 

 少し高くなった所に、菅原道真公をお祀りする天満神社。

近くには「撫で牛」もある。

 

本殿左奥
殉節地

湊川合戦の末、楠木正成公をはじめ、楠木一族が最期を迎えられた場所である。

 

表神門右側

大楠公御墓所

 

楠木正成墓碑

 

 墓石の「嗚呼忠臣楠子之墓(ああちゅうしんなんしのはか)」の文字は水戸光圀公。

 近くには水戸光圀公の銅像もある。

 

湊川神社は、楠公を祀る神社の創建を願う国民の希望が強くなり、明治に入ってから作られた。

場所は、初代兵庫県知事の伊藤博文が、殉節地と墓所を結んだ長方形の土地ということで、ここを湊川神社の境内地として選定したという。

 

歴史の舞台が、ここにもあったことを改めて感じることができる。

 

境内で何度も目にしたこの楠木正成の家紋は「菊水(きくすい)の紋」

忠誠を誓った後醍醐天皇から賜ったものとされ、天皇家の紋章に用いられている菊に、流れる水があしらわれている。

 

拝観時間 35分

 

赤穂大石神社に、以前行った時に、湊川神社とのつながりについてHPで見た。

 

赤穂大石神社の神門、宝物館は、湊川神社から移築されたものだ。

そして、赤穂大石神社の屋根瓦には、菊水の紋が入ったものも使われている。

 

楠木正成公を祀る湊川神社と、赤穂四十七士を祀る赤穂大石神社は、「東の楠公、西の大石」として、二大忠臣を祀った神社で、関係も深いようだ。

 

次は、生田神社。

グーグルマップによると、歩いてでも28分くらいで行けそうだが、電車を使って神戸三宮駅へ向かう。