2022.4.11(月)
「金峯山寺 その1」の続き。
これより境内散策。
飛鳥の前に、ここに都があったという、吉野朝宮址の石碑。
金峯山寺の塔頭のひとつ、脳天大神に行く。
途中、いやな予感。
かなり、下るのだ、階段を。
調子に乗ってどんどん階段を下りているが、この階段、登るとなったら半端ないぞ…
いや、もうかなり来てしまったし、ここで引き返すのもちょっと、と思うと、行くしかないか…
途中に、ちょっと変わった祠?
ということで着いたところは、こんなことを言っては何だが、どこを写真に撮ろうか?と思うほど、特に何もないところだった。
疲れのせいで、気力がなくなったせいかもしれないが。
首から上の病気に霊験あらたかと言われているので、とりあえずお詣りはした。
ちょっと休む。ほかの道はないのかと、周りを見たが、やはり今来た道を変える以外に方法は無さそう。
仕方なく、来た道を引き返す。
疲れた…
再び、金峯山寺に戻る。
12時半ごろ。
境内の様子がさっきと変わっている。
何やら「護摩焚き」という行事が始まるところだった。
実際に見るのは初めて!
すごい迫力。
火の力はすごい。人を惹きつける。
風向きが変わった!
なぜだか、火はいつまでも見ていられる。
魅せられるというのは、こういうことかと思った。
そろそろ13時、護摩炊きも終わりらしい。
長く居た金峯山寺を後にする。
帰路
行きは、バスでいきなり中千本まで行ったので、帰りは、下千本の町を歩き、ロープウエイを利用することにした。
参道の両側にお土産物屋さんが並ぶ。
銅の鳥居
すべて銅でできている。
黒門
ここは、吉野山への総門。
昔は公家、大名といえども馬や駕籠から降り、槍を伏せて通ったといわれている。
ロープウェイを利用したら、最初はここから始まる。
ロープウェイ乗り場に到着。
券売機で片道の切符を買う。450円
15分おきに出ているが、満員だ。
すぐの便には乗れず、13時15分の便に乗る。
吉野山(山上駅)から千本口へ、約4分。
吉野駅、13時38分発の近鉄に乗り、橿原神宮前、大和八木、桜井でそれぞれ乗り換え、空腹のまま、15時半前に帰宅。
今日の交通費 電車 2,030円
ロープウェイ 450円
合計 2,480円
今日の万歩計
疲れ方に比べたら少なかった。
山道の上りと階段は、歩数以上の疲れだ。
これまで、混んでいるからと、行事のある日や時期は敬遠していた。
今回、偶然だったが、大名行列と護摩焚きに遭遇。
人が集まるということは、それだけ価値があり、感動できることだったのだ。
これを機に、御開帳や行事のある日に合わせて、寺社巡りを計画してみようと思えたのは、新たな発見だった。
今回、コロナの余韻が残る中でもこの人出だ。
例年はさぞかし混雑するのだろうと思うと、おちおちと行事も見られないのかもと、その点がちょっと気になった。