2023.2.28(火)②

 

長命寺(ちょうめいじ)

 

アクセス

大津市の岩間寺を出たのが11時10分。

 

長命寺まで、予定では44㎞、1時間。

 

ナビに、長命寺を入れようとしたら、超明寺と出てくる。

ナビにも誤字があるんだと思い、目的地「超明寺」をセット。

 

ナビが、あと何分と、すぐに着きそうなことを言ってくる。

こんな所じゃない、山に登らなければいけない、琵琶湖が見えるはず、と、横からさんざん口出しし、目的地に到着。確かに「超明寺」だった。

大津にも「ちょうめいじ」があったのだ。

ナビに誤字があるなんて言ってごめんなさい。

 

方向は合ってるから、大した時間ロスではないはず、と息子が言うので、気を取り直して、再び本来の目的地、長命寺を目指す。

 

気分転換もかねて、コンビニで休憩。

この調子で行くと、お昼がいつになるかわからないので、おにぎりを補給。

 

長命寺に近づいてくる。

ここは3回目なので、風景もしっかり覚えている。

1回目は、バスで来て808段の石段を上がった。

2回目は、ぐるり琵琶湖一周ウォークのツアーで訪問。その際も、もちろん808段を上がった。

今回は、車で上の駐車場まで行くのだ。

残り100段ほどの石段だけ上がればいい。

 

車での登り口に来た。

横に808段の石段。

 

息子に、「お母さん、ここから自分で運転して行くから、石段で上ってみいひん?お母さんは2回も上ったことあるけど、まだないやろ、上で合流するってのはどう?」と、提案し、却下された。

 

車での登り口の両端にポールが立っていて、車道が、より狭くなっている。

 

あとで気が付いたが、道幅が途中狭いところもあり、このポールの間を通れるくらいの車幅じゃないと、上まで行けないということみたいだ。

 

40,4㎞、休憩を含めて1時間30分で、長命寺駐車場に到着。

 

駐車場の車を見て、ハイエースとかも停まっていたので、あの幅は、このくらいの車も通れるんやなぁと息子と話した。

 

いよいよお寺へ向かう。

 

たった100段ほどの石段だけだ、楽勝だ!と思っていたが、冬、体力が衰えていたのか、息子が一緒で、歩くのが早いからか、本当にしんどかった。

かつて、本当に808段もよく上れたなと思うほど、この石段はつらかった。

 

門をくぐり、手水で手を清めた後に、ダメ押しの石段。

そうだった、あそこで油断してはいけないのだ。

 

拝観

 

ゼイゼイ言いながらやっとの思いで登った先にそびえる三重塔。

 

この先はほんの少しの石段なのだが、それすらつらい。

 

西国三十一番札所の長命寺だが、西国十番となっている歌詞の意味は、琵琶湖ウォークのツアーで教えてもらった。

 

しばらく、琵琶湖の景色を観ながら呼吸を整える。

 

落ち着いたところで、本堂へ入りお参り。

西国三十三所の御朱印をいただく。

御朱印代 300円

 

前回、軸に御朱印をもらう時に、記念印をもらっていなかったので、今回、記念印も押してもらった。

そして、初めての重ね印だった。

墨で書いてもらうのは日付だけ。

まん中の梵字と、お寺の院は、重ねて押していただく。

以前、先達さんのを見せてもらった時、「真っ赤」と思った印象がある。

私もいよいよだと思った。やっと一歩を踏み出したばかりだが…

 

三仏堂

本堂と渡り廊下でつながっている。

色が、丹塗りというものらしく、ちょっと異国風に感じる。

 

奥に鐘楼

手前は枝垂桜のようだ。

見ごろのころに来てみたいが、こんな体力で、808段を上って来ることはできるのだろうかと不安を感じた。

 

拝観を終え駐車場へ向かう。

 

拝観時間 30分

 

次は、同じ近江八幡市、観音正寺へ。