2023.2.28(火)①

 

西国三十三所巡り、2回目に入っている。

記念印は、今年3月末まで。

 

残りは13。

もしかしたらあと1ヶ月で2回目全部行けるかも…

そう思ったら、もう行くしかない。

ただハードルが…

 

アクセスのシャトルバスは5月まで予定されていない、大津市の岩間寺。

808の石段を上がらなければならない、近江八幡市の長命寺。

同じく近江八幡市で、50分かけて上る山の上の観音正寺。

 

全部滋賀県だ。

行くとしたら、交通の便からしても、私の体力を考えても、1日1か所しか無理だろう。そうなると、あと1か月では厳しい。

 

そこで、息子だ。

 

西国三十三所のお寺3か所と、神仏霊場の霊場で、琵琶湖東側に一つだけ残っていた、多賀大社をあわせて4か所、何とか言いくるめて、連れて行ってもらうことになった。

 

 

岩間寺(いわまでら)
(正法寺(しょうほうじ))

 

アクセス

8時過ぎ自宅を出発。

 

息子が図書館に本を返却してから行きたいというので、少し回り道。

 

そして何を思ったか、高速代を少し安くしようと思って、と、気を遣ったらしい。

一般道へ入って少し迷う。

 

おい、そんな気は使わなくていいから、時間内に予定したところ、全部まわっておくれ、お願いだ~。

 

前回は、2022年3月28日に、家族旅行で来た。

 

娘が就職前の時間がある時に、みんなでどこかへ出かけようということで、私がアクセス困難だったこの岩間寺を主張し、家族で訪れたのだ。

 

なので、息子もここは二度目、京滋バイパスの石山ICからの道も迷うことがない。

 

77,5㎞、2時間30分で岩間寺へ到着。

 

拝観

 

駐車場に車を停めて、少し参道を歩いて行くと、青空の下、仁王様が迎えてくれる。

 

手水舎

 

定番の龍。

 

本堂

お参りをし、西国三十三所の御朱印をいただく。

 

御朱印代 軸300円 曼陀羅500円

 

本堂の近くに、「夫婦桂」

上の方

 

境内奥に日本一長寿の桂の木もあるので、そこへ向かう。

 

途中、この道標。

なんだ、上醍醐まで、たったの6㎞か…

 

だけど、醍醐寺から上醍醐へは大変らしい。

もし醍醐寺から上醍醐へ、そこから岩間寺へ歩いてきたら、岩間寺からの帰りは…歩いて下山…

その逆コースは…考えてみても、どっちもちょっと無理そう。

 

もう少し若くて健脚な頃に試してみたかった。

 

長寿桂

前にお堂がある。

根元は下の方だ。

たくさんの株が歴史を感じる。

 

境内に戻る。

境内の中心くらいの位置に「大銀杏」

こちらの前にもお堂がある。

銀杏は、水を多く含む木ということで、火除けといわれている。

ここでは、この大きなイチョウの木に、稲妻龍王が住み、雷難、火難から守るためにがんばっているのだ。

 

大きな由緒ある木のたくさんあるお寺だ。

残念なことに、2回訪れ、2回とも、同じような春の芽吹く前の季節だった。

 

次回こそ、違う季節に訪れ、違った表情の木々を観たいと思った。

6月以降に、シャトルバスが運行される予定が出たら、必ず行こうと心に決めた。

 

拝観時間30分

 

次は、近江八幡市の長命寺。