2022.12.16(金)④

 

竈山(かまやま)神社

 

アクセス

紀三井寺から10分ほど歩き、JR紀三井寺駅へ到着。

 

13時30分、紀三井寺発のJRで、和歌山駅へ向かう。

13時37分着。

 

ランチをしようと思う。

目指すのは食べログで調べた銀平というお店。

14時がランチのラストオーダーだ。

急がねば…迷ってると入れなくなる。

 

グーグルマップを見ているのだが、相変わらず方向がわからない。

大回りし、信号待ちを何回も繰り返しやっと到着。

 

ランチ

 

13時50分ごろ、銀平駅前店に到着。

 

入ってすぐのカウンター席へ案内される。

 

まず、ビール。サッポロ黒ラベル。

煮魚で有名なお店らしく、煮つけの匂いが漂う店内。

煮魚も、焼き魚も惹かれる。

しかし、長居はできない。お店も閉まる前だし、私も次へ行かなくてはならない。

速く食べるために、骨のないもの、ということで、お造り御膳を頼む。

 

頭上は大きい鏡になっていて、カウンターの向こうの職人さんの手さばきが見えるようになっている。

夜の部の仕込みをしているようだった。

無駄のない、きれいな手際だ。期待できそう!

 

付出し三種

自家製豆腐、おいしかった。右手前の、魚の皮をカリカリにした南蛮漬けは、最高だった。とにかく全部おいしいのだ。

 

お造りはもちろんだけど、てんぷらが最高。

本当にカラリと揚がり、エビは尻尾までカリカリで、もちろんすべていただく。

 

刺身御膳 1,650円

ビール   715円

今日のランチ 2,365円

 

お値段の割にクオリティが高い、いい食事ができた。

 

再びアクセス

銀平を出て、和歌山駅へ向かう。

なんだ、こんなに近かったのかと思うほど、大きい横断歩道一つ渡ればよかった。

 

なんでさっきはあっち側へ行ってしまったのだろうと、自分でも情けないくらいの、地図の読めない女だった。

 

和歌山電鐵は、JRの構内に乗り場がある。

青春18きっぷもICOCAも使えないので、切符を和歌山電鐵専用の券売機で購入してJRの改札を通る。

 

ホームは9番、一番奥のようだ。

手前に和歌山電鐵の小さい改札。

 

ホームに行ってビックリ!ネコだ!

岐阜の華厳寺に行く時に使う樽見鉄道も、プラレールのラッピング電車に最初驚いたが、今回は、それ以上にネコネコしている。

 

ここで、ハタと気が付いた。

ニュースやワイドショーで取り上げられる、猫が駅長をしている電車があったのはここだったんだと!

中もすごい。

2両編成だが、それぞれ趣向を凝らしてある。

外国の方が、しきりにアメージングと言いながら写真を撮っていたのが印象的だった。

終点の貴志駅へ行けば、本物の猫がしている、現在のネコの駅長に会えるらしい。

 

14時30分、和歌山発の和歌山電鐵貴志川線に乗り、五つ目の駅、竈山で降りる。

乗車時間9分、14時39分着。

名残惜しいネコの電車だった。

 

竈山神社の方を目指して歩く。

最初に和田川という大きい川を渡る。

目印がはっきりしているのでわかりやすい。

 

川を渡ったところに大きい鳥居。

ここから10分、ひたすら歩く。

こっちで本当に合ってるのかなと、不安になったころ、大きい道路につきあたり、その向こうに神社らしき森が見えてくる。

 

道路を渡ると、御陵があった。

竈山墓とある。

 

彦五瀬命(ひこいつせのみこと)、初代天皇となられた神武天皇のお兄さんのお墓ということだ。どれだけ歴史が深い場所なんだろうと感じた。

 

拝観

御陵の前を過ぎると、大きい柱に注連縄をした場所が見えてきた。

ここから入って行く。

 

山茶花の花が咲き誇る場所に手水舎があった。

すっきりとした、シンプルイズベストといった佇まいだ。

この奥に、少年野球ができそうなくらいの広場がある。

 

大きい門を入って行く。

 

拝殿

 

拝殿右側

 

この奥が本殿だと思う。一段高い位置にある。

 

拝殿左側

お詣りをし、門の横にある社務所で神仏霊場の御朱印をいただく。

御朱印代 500円

 

駅名もそうだが、神社も、「竈山」の「竈」の字が難しくて大変だろうと思う。

御朱印でいただいた「竈山神社」の文字はさすがに達筆だった。

 

住所にこの「竈」という字が入っていたら、引っ越したくなるかもしれないが、地名は、和歌山市和田という一帯なのだ。他人事ながら、ちょっと安心する。

 

それを思えば、鬼滅の刃の主人公「竈門炭治郎」は、名前を書くたびに画数の多い「竈」という文字を書いて大変だ。

 

広く静寂な境内をしばし散策。

広い参道の先に鳥居があったのでそちらへ向かう。

 

広い駐車場があり、こちらが正面入り口のようだ。

 

 

やけに小顔の狛犬

 

こちらはさらに小顔に見える。

しっぽの形が面白い。

 

このあたりで拝観終了。

拝観時間 35分

 

帰路

同じ道を通り駅へ向かう。

 

電車が行ったばかりのようで、待ち時間は20分ほど。

しばし読書タイム。

今回の旅のお供は、澤田瞳子さんの「龍華記」。

奈良の興福寺等が燃やされた、南都焼討の話で、こんな歴史があったのかと、興味深く読む。

 

待ってると、反対方面行きの電車が来た。

今度はさっきのとは違うけど、やはりネコだ!

 

15時59分、さっきの電車が折り返してきたのか、さっき見た電車と同じのがやって来た。

行きに乗ったのは、「たま電車」、今回のは、「たま電車ミュージアム号」というらしい。

確かに額縁に入った猫のイラストがずらり。

ネコ好きにはたまらない電車なんだろう。

対して興味のない私でも、ちょっとわくわくした。

 

16時10分、和歌山着。

JRで天王寺、奈良と乗り継ぎ、19時過ぎに帰宅。

 

交通費 青春18きっぷ1回分 2,410円(1,830円お得)

    和歌山電鐵      500円

    レンタサイクル    500円

 

         合計   3,410円

 

今日の万歩計

自転車も使ったが、よく歩いた。

心地よい疲労感だ!