19話『キュアリリアン、誕生!』



幼い頃から怖がりな性格だったまゆちゃん

他の子にできることが自分にはできず、戸惑っていました。



でも、雷の鳴る時でもユキがそばに居ると一安心


心が和らぐのでした🐈


そのユキは今は隣にはおらず・・・



「よくない!勝手に決めないで!!」



猫屋敷家の屋上に登り、まゆちゃんの叫びをよぎらせながら目を潤ませるユキ。


「たとえ嫌われてもあの子を守る」


そう覚悟を決めたユキでしたが…


近くにいるけど、そばにはいない。この距離感がまさに現在のふたりの心の状況を非常によく表しているように感じます。


他人は大丈夫なことが自分には無理。これもまさに今の筆者を見ているようで辛いです💦 


例えばコンタクトレンズとか車の運転とかもできないです。目に異物が入るなんて、でかい鉄の塊操るなんてムリムリ!!(汗)


まゆちゃんの回想シーンでドッジボールを怖がる描写がありましたが、筆者もキライです💧 


小学生時代のレクリエーションでは何故かドッジが大人気で、そのたびに「勘弁して…」と震えてました。しかもめっちゃ豪球投げる男子いたし。。。味方にいれば頼もしいけど敵側にいたら地獄()


ってか飛んでくるボールって普通に怖くないですか⁉︎ ドッジどころかキャッチボールすらできませんからね♨︎




それはさておき、ユキがどれほどまゆちゃんを引き止めようとも運命の歯車は誰にも止められるはずがないのです。


そして“その時”がすぐ近くまで迫っていることは

本人も含めて誰も知る由もありませんでした。



いっぽうこむぎたちは、逃したガルガルの捜索中


犬のこむぎの嗅覚をもってしてもなかなか手かがりが得られないことから、『猿も木から落ちる』を発端に話題は諺に。



左上から順に、

『猿も木から落ちる』『猫に小判』『馬の耳に念仏』『窮鼠猫を噛む』

です🐵🐈🐴🐀


今回紹介されたのは全て動物関連の諺。


これなら子どもたちも楽しみながら覚えられそうですね(笑)。まさかいろはパパも馬のコスプレで出演する羽目になるとは考えもしなかったでしょうな。いろはざるかわよ♡🐒



その頃、地中に潜んでいた当のハムスターガルガルは闇に包まれた何者かの声を聴き、力を増大させていました。




「怒りを燃やせ… お前を傷つけた者に報いを…!!」


この黒幕と思しき存在の正体は、やはりアニマルタウンの伝説に出てきた…🐺



猫屋敷家のプリホリでは、大好評のため品切れだったネコのパクトが入荷🐱💄



ユキの笑顔が一番見たくて、彼女のことを思い

まゆちゃんが一生懸命デザインした商品です。

このタイミングで、何かを思い起こさせるかのように入荷しました。



この商品を買ったひとはみんな笑顔✨

しかしこの日のまゆちゃんは自信を無くしており


「ネコのデザインはもともと人気があるから、わたしの才能ではない」


と自虐気味。



やはり、隣にユキがいることがまゆちゃんの自信や勇気に繋がっていたのかもしれません。そうでなくなった今、まゆちゃんは…



そんな中すみれママが持ってきたのは、まゆちゃんが以前作ったリリアンのブレスレット。


『リリアン編み』という手芸技法があるそうです


愛娘からの宝物として、今も大事に持っていました。



昔からみんなの笑顔を想って、みんなのためにモノ作りに励んでいたまゆちゃん。


怖がりな彼女ですが、ずば抜けた集中力と手先の器用さ、そしてなにより創造性が豊かといった才能があります。


こういう子が、自身を卑下する必要なんて全くないですね✨


そして相変わらず「ニャンニャンニャン」と明るく歌を口ずさむすみれママ… 好きです(迫真)




ユキはというと、道路を挟んだ木の上で猫屋敷家を… 否、“守るべき存在”を見守っていました。



「私の役目はまゆを守ること。嫌われてもかまわない」とこぼすユキ。でもその後ろ姿はどこか寂しそう。


そんなユキに「きらわれてもいいだなんてウソ」

とこむぎはくってかかります。


「こむぎはいろはにきらわれたらかなしい」


いろはと衝突して、雨の中家を飛び出した経験のあるこむぎだからこそ際立つ台詞です。



ユキだって、本当は嫌われたくはないでしょう。

でも「守る」気持ちが前へ出すぎている感じですかね… 


「嫌われても〜」というのは、“良好な関係の中まゆに危険が及ぶくらいなら”という前書きがあるように思えます。




そんな時、再び姿を現したガルガル❗️🐹


「まゆちゃんに本当の気持ちを伝えてあげて」


と言い残し、いろはたちは現場へ向かいます。


そしてまゆちゃんも・・・



「あなたのこえをきかせて… きかせてくれないー!!」


ガルガルを前に変身するも再び逃亡され、困惑のフレンディたち。


この流れるようなセリフ… 制作陣ずっと温めて

たんでしょうねぇ(笑)




もちろんニャミーもガルガルを察知して出動。

ガルガルはそんな彼女を待っていたかのような体勢をとっていました。



この直後、ニヤリと口角を上げたガルガルが不気味です。やはり目的は、自身の身体を傷つけられたことへの復讐か。




太い枝を踏み折り、相手に思う存分の敵意を示したキュアニャミー。こっちもこっちで怖い。。。


もちろん、すぐさま駆けつけた犬組が制止。ここまでは今までどおりの光景でしたが、ここからまさかの展開が。





いつもの押し問答の最中に隙を突かれ、ガルガルのビーム攻撃をもろに喰らった3にんは肉体が縮小化。“巨大ガルガル”との戦闘を強いられます。




まるでスモールライトのごたる。

『窮鼠猫を噛む』は見事にこの伏線だったというわけです。さぁ、どうする⁉︎


©️ABC - A・東映アニメーション