14話『まゆ、はじめてのお泊まり』
犬飼家の経営する動物病院に血相を変えて飛び込んできたまゆちゃん。
「うちのユキをたすけてください!!」
目に涙を溜めながら、必死に訴えます。
ユキは顔色を悪くし、ベッドの下で荒い息を吐いていました。これはまゆちゃん取り乱しちゃいますね… 超絶一大事です。まゆちゃんが警告を無視するから負担が…
診察の結果、原因は病気等ではなく単なる過労であることが判明。しかし、我が国には過労死という言葉があるくらいですから甘くみてはいけませんね💦
近くにいれば緊急時すぐに対応できるということもあり、まゆちゃんの不安を少しでも和らげようと犬飼親娘は彼女にお泊まりすることを提案します。
友だちができたばかりのにゃんこ屋敷さんにとって、その友だちの家にお泊まりなどもはや道の世界。いろはの親切心とは裏腹にさらに不安を募らせてしまうまゆちゃんです…
が、そんな背中を押すようにユキが促してくれました。(ポンッ)
点滴中で万全ではない身体を動かしてまで慰めてくれたユキに一握りの勇気を与えられたまゆちゃんでした✨
ちなみに筆者は友だちの家を訪問こそしたことはあるものの、お泊まりなどしたことはありません… というよりそれは学校から禁止令が出されていたかとおもいます(汗)
友だちが何人かいた筆者ですら経験したことのないわけですから、まゆちゃんからしたら人生の大冒険ですね。
お散歩中のいろはから先ほどの事情を聞かされた悟クン。なにやら“何か”を大福くんにさとられたようで…
「う… うらやましくなんかないぞ!ボクはただプリキュアのことが猫屋敷さんにバレないかとか…」
大好きなあの娘とのお泊まりがうらやましくないわけがないだろっこの片想いボーイ!!(背中をバンバン叩く)💕
すみれママの許可も降り、まゆちゃんと一緒に夕食の犬飼家。肩幅がっしりパパの得意料理はギョーザで、この日はお野菜ギョーザでした✨🥟
みんなで和気あいあい。すみれママも我が娘のことで一安心していました♪
この機会にまゆちゃんと仲良くなりたそうなこむぎ。まゆちゃんのひざの上に乗ろうとします。
いっぽうで体調が良くなってきたユキでしたが、
その光景を見るやいなやなにやら不機嫌そうな表情。
やはり嫉妬か・・・
ユキにゃん、こむぎに話しかけられたときも不機嫌な態度を示していました。活発的なワンコと一日の大半を寝てすごす&気まぐれなにゃんことではやはり気が合わないのか💧
お風呂上がりにアイスキャンデーをシェアして食べるいろまゆ。もうこの一枚絵だけでわたくしは眼福です💕
棒がふたつ付いていて、ポキッと真ん中で分け合える系のアイスは見たことありますが、今回のは見てわかるように、それぞれで味が違うようでなかなか珍しいですね。
いろはのときよりも気持ちよさそうにまゆちゃんに毛のブラッシングをしてもらうこむぎ。もしかしたらユキもそんな気持ち良すぎるお手入れをしてもらえているのでしょうか♪
その最中、こむぎは何かに反応したように起き上がります。
犬には人間に聞こえない音まで認知することができるせいか、たまにこういうことがあるのだとか
人間と動物ではやはり感覚は違いますからね…
今回の伏線、来たり。
自分を受け入れてくれたいろはに感謝の言葉を口にするまゆちゃん。
あれだけあった不安も和らぎ、笑ってすごすことができたのです。今度は元気になったユキちゃんと一緒に… 次のお泊まりの約束もしました。
本当に良い友だちをもったね。まゆちゃん✨
ちなみにこむぎ、今回もお腹をひるがえして無防備な姿をお披露目しておりました(3回連続)♨︎
まぁ、いずれも飼い主のもとで安心しきっている微笑ましい証拠なんですけどね♪
こうして少し慌ただしく、でも充実した一日をすごしたまゆちゃんたちは眠りにつきますが…
まだ陽も昇らぬ早朝、ガルガルの卵が羽化。
今回の敵は時間を選びません。これはかなりキツいですぞ。
まゆちゃんを起こさないかヒヤヒヤしつつも、
みんなが寝ている間になんとかせねばと使命感にかられるいろは。これでも直前まで鼻ちょうちん出して寝てました()なんとまぁ古典的な…
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