このあと一応辻褄を合わせるために人間こむぎも一瞬だけ顔を出しました。まゆちゃんは完全に忘れてたとおもうぞ…
ふたりを追って一緒に行こうとまゆちゃんも外へ出てしまいます。そしてそのようすを見ていたユキは…?
足の速いふたりを見失い、道中フクロウ型のガルガルに襲われてしまうまゆちゃん。
フクロウ型の見守りカメラは伏線だったわけです
🦉
しかもちょうど夕陽が沈む途中の不気味な時間帯も相まってか恐怖の雰囲気も一層倍増しています
まゆちゃんのリアルな表情や、唾液を出しながら襲いかかるガルガルの演出も恐怖感あふれるものとなっていました…
怪獣の爪が少女に迫ろうとしたそこに現れたのは
謎の美少女戦士!!
ホントに美人さんだ・・・
攻撃を冷静に防ぐ謎の戦士。バリアはワンダフルのものとそっくりです
「これ以上かかわってはダメ」
ガルガルを吹き飛ばした美少女戦士はあの時の異国風少女と同じような発言をして去っていきました。同一人物か?
森の中でフクロウガルガルを発見したふたり。
いつものように浄化を試みますが、再びあの戦士が目の前に現れます。
ガルガルに手加減無しに攻撃を加える謎戦士。
優しく撫でる戦法のワンダフル、フレンディとはあまりにもかけ離れた戦い方です。
悶え苦しむガルガルに容赦なくさらに一撃をくらわせようとする戦士の前に庇うように立ち塞がり、強い口調で事情を説明して説き伏せようとするふたり。
前回のクマガルガルを傷つけたのもこの戦士であることをフレンディは察しました。キラリンクマさんの言っていたもうひとりのプリキュアです。
目の前をフレンディに遮られてもなお攻撃を止めることなく、振り切った蹴りを繰り出していたあたり、この戦士の根本的な信念が読み取れます。
フクロウさんはふたりの手で無事浄化されましたが、身体が痛むかのような動作をみせていました
あれだけ吹っ飛ばされてかつ、引っ掻きまで入れられたのではそうですよね💧
「私の名前は『キュアニャミー』」
「あなたたちがそうしたいならすればいい。でも私の邪魔はしないで。」
ふたりの本気の説得に納得したようすを見せることもなく、そう言い残して満月に行方をくらましたキュアニャミー🌕
まさにTHE・肉弾戦を披露した彼女ですが、それは今までのシリーズではべつにいたって普通だったんですよね。
でも本作では殴ったり蹴ったりするのはタブーであり、ガルガルは優しく抱きしめて助けてあげるべき存在として描写されてきました。
それに反するかのように何ら躊躇なく攻撃を放ったキュアニャミー。その考えは「ガルガルは敵なのだから徹底的にやるべき」といったものでしょうか。
「ガルガルは助けるべき」のワンダフル・フレンディと「倒すべき」のニャミー。プリキュアという点では同じであれど、考え方は対照的。
これは対立の予感ですが、今後両者がどのように擦り寄っていくのか気になるところです。
そしてそもそもの話になるのですが、
キュアニャミー自体がいったい何者なのか・・・
その頃、まゆちゃんの部屋にユキの姿は無く、
少しだけ空いた窓から風が吹き込んでいました。