10話『ユキの中の思い出』


新しく始めたプリホリにお客さんが集まり始めたため、新商品を販売することに💄


その新商品のデザイン担当を任されたまゆまゆは

大喜び。ユキも呆れようのテンションです(笑)


それ以降、デザインのことで頭がいっぱいのにゃんこ屋敷さんは授業中に内職。



まゆちーってこんなガッツリやっちゃう派だったんですか・・・



運悪く先生に当てられて動揺していたところを

好奇心旺盛のこむぎにおもいっきりバラされてしまいます。


ちなみにこむぎサンはノートを取る姿勢をしながらも眠ってました。まぁワンコが二次関数を理解できたら天変地異が起きるのでそれでいいんですけど(爆)



授業中に内職するわ騒ぐわで、これには馬場園センセーもお怒り。ふたりまとめてお叱りを受けてしまいます💧


というか数学教師だったんですね。自己紹介で

好きな慣用句とか言ってたんでてっきり国語教師のイメージもってました^^;




先生からは叱責されたものの、それが元でクラスの女子たちに話が広まりデザインを絶賛されたことで、まゆちゃんは自信を持つことができたのでした✨




皮肉にも馬場園先生が好きな

『人間万事 塞翁が馬』の展開です。


もしかしたらまゆちゃん、集中したらその世界に入り込んで止まらなくなってしまうタイプなのかもしれませんね。


最初はちょこっとだけ描くつもりが、集中する

あまり気づいたらあんな大胆にノートいっぱいのデザインを描いてしまっていた・・・そんな感じでしょうか。





たくさんのデザインを描いたものの、全てを採用するわけにもいかず思い悩むまゆちゃん。



ユキに相談するも、とくにアドバイスしてくれるわけでもなく…(当たり前)


でも、まゆちゃんが親友と言われて真っ先に思い浮かぶのはユキでしょうし相談したくなる気持ちはわかりますよ♪



お母さんからのアドバイスとしては、「まゆの気持ちがこもっていて、使うひとが最高に笑顔になるようなもの」


趣味ではなく商売。一から考え直すことを決め、ますます悩みに悩むまゆちゃんです。





河川敷にガルガルの卵のようなものがあるという情報を聞いて調査にやってきたいろはたち。サッカーボールを卵と見間違えたこむぎは泥溜まりに突進してしまい全身泥だらけに。



にゃんこも気まぐれだから苦労しますけど、

わんこもわんこで元気だからたいへん!!


そこへ気分転換にお散歩していたまゆちゃんが通りかかります。すぐにその気配を察知した大福くん、今後重要な助っとになるやもしれません…


身体を洗っているこむぎを見て、“泥だらけのころのユキ”を思い出したまゆちゃんは懐かしい感傷に浸ります。


ここから回想シーンへ。ユキまゆの出会いが明かされます。




4年前の冬にお父さんのお仕事に同行して田舎の古民家を訪れたまゆちゃんは、汚れた子猫を発見します🐈




雪の静かに降るなか、天を仰ぐように佇む子猫。

これがふたりの運命の出会いとなります。



捨て猫の可能性もあり、そのせいか人間ぎらいな

性格でした。


野良猫だから触らないようにとお父さんが注意を促す描写がありましたが、やはり迂闊に触ると余計に怖がらせてしまったり、両者共に病気になってしまう恐れがあるからでしょうか。


ちなみにこの村のモデルは岐阜か富山にある世界遺産の集落との説が有力だそうな。



寒さの中、床下ですごす子猫の身を案じて帽子を差し出します。


「お外は寒いけど心はちょっと温かくなるの♪」


まゆちゃんのこの台詞がすでに温かい・・・



手袋に着いた雪を間近で見させられて鳴き声をあげるなど、この時点で子猫はまゆちゃんに心を開きはじめたような様子を見せていました。


そして吹雪の中、外に置いてあった帽子を床下まで持ってきて暖を取る猫ちゃん…



お別れの日を翌日に控え、猫ちゃんにさよならの挨拶をしにきたまゆちゃん。


目の前でどこか寂しそうな顔をする人間を見て

何かを感じとったようすの子猫は・・・



©️ABC - A・東映アニメーション