日本人は自信をもっと持とう!
私は日本人に身についている衛生的な生活習慣と、健康への意識の高さ、真面目な国民性のためだと考えます。
アメリカ合衆国の人口は、約3億2800万人で、日本の1億2000万人の3倍近くです。
日本では、新型コロナの検査が十分に行われていないため、肺炎で亡くなった方がインフルエンザなどの他の病気にカウントされているとかの可能性があるとはいえ、日本の感染者は約1万6000人、亡くなった方が約800人。それに比べて、アメリカ合衆国の感染者は約150万人、亡くなった方は9万人を超えており、日本の約100倍です。人口の違いを加味しても、約30倍以上の違いがあります。
実際、公表されている各国の感染者数と死亡者数の割合を比べてみても、日本と検査をよく行っているとされる、ドイツやオーストリアなど、医療崩壊をしていない国々ともあまり違いがありません。それほど現実とかけ離れた数字とは考えにくいです。
私は以前、合衆国コロラド州の総合病院を視察させてもらったことがあります。院内感染の対策では、日本の有名な大学病院よりも優れていた部分が多くありました。すぐに訴訟を起こされるお国柄もあるらしいのですが。
先進国で、医療も進んでいるアメリカに、崩壊が起こるほどの何が起こっているのでしょうか? この2か月間、ずっと不思議に思っていました。
最近、知人と新型コロナウィルスについて意見交換していた時に面白い点について指摘を受けました。
①ハンバーガーの食べ方
アメリカ合衆国では多くの方が、主食であるハンバーガーを手づかみで食べていること。
日本人はマクドナルドでも、モスバーガーでも、ほとんどの人が紙に包みながら触らずに食べています。
確かにハンバーガーに限らず、パン食は、手で掴んで食べるのが基本ですが、手洗いが不十分だったり、手を洗った後にテーブルや体などを触ってしまうと、日々の食事が感染の機会になってしまうのではないでしょうか。
日本人の食事は、通常、箸(またはフォーク、スプーンなど)を使います。たまに、ハンバーガー屋さんのフライドポテトを食べるときでも、たまに手掴みで食べるときには、そのままでは気持ち悪いので、手洗いや消毒に気をつけているように思います。
日本では、よく手を洗い、清潔にする習慣が身についているのだと考えます。
②入浴のタイミング
アメリカ人など欧米人の多くが、外に出かける前の朝、シャワーを浴びています。私がホームステイした先でも、日本の我が家にホームステイした方も、朝型がけっこういました。
ほとんどの日本人は、1日の疲れをとり、身体の汗や汚れを落とすため、夜、湯船に入るか、シャワーを浴びることが多いように思います。唯一そうでないのは、深酒して帰ったときくらいでしょうか。
通常、日本人はベッドに入るときには、ウィルスを洗い流した状態で寝ています。
一方、朝にシャワーを浴びる習慣では、たとえ部屋着に着替えても、髪の毛などにウィルスがついていたら、ベッドで寝返りをうつ間に、寝具を通じて、口から入ってしまうのかもしれません。
日本の多湿な気候も、日本人にとってはプラスに作用していると考えます。
③玄関で靴を履き替える習慣。
中国やアメリカの論文でも紹介されていましたが、新型コロナウィルスの患者を治療していたICU (集中治療室)から、医療関係者の靴を通じて、病院の各所にウィルスが広まっていたそうです。
靴を履いたままでウィルスを屋内まで運んでしまう欧米の生活と、家に入るときには玄関で靴を必ず脱ぐ日本との習慣の違いにより、ウィルスの影響に差がでることが指摘されています。
こうした生活習慣の違いが、身の回りや自分の体内にまで運び入れるウィルスの量影響しているのではないでしょうか?
先日、オーストリアにいる知人と新型コロナについて意見交換している時、この仮説のについて話をしました。
現在のオーストリアでは多くの家庭で玄関で靴を脱ぐ習慣になってきているそうです。しかしながら、唯一知人の親戚で新型コロナに感染したご夫婦の家は、靴のままで家の中に入る習慣だったそうです。
あまりの合致に私たちは驚いてしまいました。
日本の最近のデータをみると、院内感染や家庭内感染や、不特定多数が来店するお酒を飲む飲食店が多いようです。
逆に混んでいるといわれる地元のスーパーマーケットや通勤電車、避難されているパチンコ屋でさえ、クラスターは発生していないようです。
私たち日本人は、これまで清潔に健康的に暮らしていける生活習慣を身に付けてきました。これは日本の気候や風土の中で健康に生きていくための知恵であり、新しい知見を人々のプラスになるように伝えてきた健康教育の成果です。
普段通りの衛生面に気をつけた生活を続けていれば、問題ないのではないでしょうか。
そして、正しい情報に従って、手洗いや消毒をきちんと行い、外出時にはマスクをつけ、帰宅時には、服を着替えて、顔や手足を洗うなど、普通のことを実践する。さらに新しい知見があったら柔軟に学習しましょう。
政府や知事が、県境をまたいだり、食料品などを購入する店以外行ってはいけない、という注意をきちんと守るなど、感染症対策に素直に行う国民性があります。
新しい知見による対応方法を吸収して対策を立て、実践することができる国民性があります。
私がお世話しているデイサービスの80〜90歳になるご高齢者たちも、健康意識が高く、知識も豊富で、真面目に実践している方ばかりです。
日本人がこれまで世界でトップクラスの長生きなのは、人々がこうした健康意識の高さを持っているからだと私は思っています。
もちろん、飲み屋でハメを外して、健康状態が分からない人と、唾液を飛ばしあったりして、お酒で失敗なければの話です。
私は日本人に身についている衛生的な生活習慣と、健康への意識の高さ、真面目な国民性のためだと考えます。
アメリカ合衆国の人口は、約3億2800万人で、日本の1億2000万人の3倍近くです。
日本では、新型コロナの検査が十分に行われていないため、肺炎で亡くなった方がインフルエンザなどの他の病気にカウントされているとかの可能性があるとはいえ、日本の感染者は約1万6000人、亡くなった方が約800人。それに比べて、アメリカ合衆国の感染者は約150万人、亡くなった方は9万人を超えており、日本の約100倍です。人口の違いを加味しても、約30倍以上の違いがあります。
実際、公表されている各国の感染者数と死亡者数の割合を比べてみても、日本と検査をよく行っているとされる、ドイツやオーストリアなど、医療崩壊をしていない国々ともあまり違いがありません。それほど現実とかけ離れた数字とは考えにくいです。
私は以前、合衆国コロラド州の総合病院を視察させてもらったことがあります。院内感染の対策では、日本の有名な大学病院よりも優れていた部分が多くありました。すぐに訴訟を起こされるお国柄もあるらしいのですが。
先進国で、医療も進んでいるアメリカに、崩壊が起こるほどの何が起こっているのでしょうか? この2か月間、ずっと不思議に思っていました。
最近、知人と新型コロナウィルスについて意見交換していた時に面白い点について指摘を受けました。
①ハンバーガーの食べ方
アメリカ合衆国では多くの方が、主食であるハンバーガーを手づかみで食べていること。
日本人はマクドナルドでも、モスバーガーでも、ほとんどの人が紙に包みながら触らずに食べています。
確かにハンバーガーに限らず、パン食は、手で掴んで食べるのが基本ですが、手洗いが不十分だったり、手を洗った後にテーブルや体などを触ってしまうと、日々の食事が感染の機会になってしまうのではないでしょうか。
日本人の食事は、通常、箸(またはフォーク、スプーンなど)を使います。たまに、ハンバーガー屋さんのフライドポテトを食べるときでも、たまに手掴みで食べるときには、そのままでは気持ち悪いので、手洗いや消毒に気をつけているように思います。
日本では、よく手を洗い、清潔にする習慣が身についているのだと考えます。
②入浴のタイミング
アメリカ人など欧米人の多くが、外に出かける前の朝、シャワーを浴びています。私がホームステイした先でも、日本の我が家にホームステイした方も、朝型がけっこういました。
ほとんどの日本人は、1日の疲れをとり、身体の汗や汚れを落とすため、夜、湯船に入るか、シャワーを浴びることが多いように思います。唯一そうでないのは、深酒して帰ったときくらいでしょうか。
通常、日本人はベッドに入るときには、ウィルスを洗い流した状態で寝ています。
一方、朝にシャワーを浴びる習慣では、たとえ部屋着に着替えても、髪の毛などにウィルスがついていたら、ベッドで寝返りをうつ間に、寝具を通じて、口から入ってしまうのかもしれません。
日本の多湿な気候も、日本人にとってはプラスに作用していると考えます。
③玄関で靴を履き替える習慣。
中国やアメリカの論文でも紹介されていましたが、新型コロナウィルスの患者を治療していたICU (集中治療室)から、医療関係者の靴を通じて、病院の各所にウィルスが広まっていたそうです。
靴を履いたままでウィルスを屋内まで運んでしまう欧米の生活と、家に入るときには玄関で靴を必ず脱ぐ日本との習慣の違いにより、ウィルスの影響に差がでることが指摘されています。
こうした生活習慣の違いが、身の回りや自分の体内にまで運び入れるウィルスの量影響しているのではないでしょうか?
先日、オーストリアにいる知人と新型コロナについて意見交換している時、この仮説のについて話をしました。
現在のオーストリアでは多くの家庭で玄関で靴を脱ぐ習慣になってきているそうです。しかしながら、唯一知人の親戚で新型コロナに感染したご夫婦の家は、靴のままで家の中に入る習慣だったそうです。
あまりの合致に私たちは驚いてしまいました。
日本の最近のデータをみると、院内感染や家庭内感染や、不特定多数が来店するお酒を飲む飲食店が多いようです。
逆に混んでいるといわれる地元のスーパーマーケットや通勤電車、避難されているパチンコ屋でさえ、クラスターは発生していないようです。
私たち日本人は、これまで清潔に健康的に暮らしていける生活習慣を身に付けてきました。これは日本の気候や風土の中で健康に生きていくための知恵であり、新しい知見を人々のプラスになるように伝えてきた健康教育の成果です。
普段通りの衛生面に気をつけた生活を続けていれば、問題ないのではないでしょうか。
そして、正しい情報に従って、手洗いや消毒をきちんと行い、外出時にはマスクをつけ、帰宅時には、服を着替えて、顔や手足を洗うなど、普通のことを実践する。さらに新しい知見があったら柔軟に学習しましょう。
政府や知事が、県境をまたいだり、食料品などを購入する店以外行ってはいけない、という注意をきちんと守るなど、感染症対策に素直に行う国民性があります。
新しい知見による対応方法を吸収して対策を立て、実践することができる国民性があります。
私がお世話しているデイサービスの80〜90歳になるご高齢者たちも、健康意識が高く、知識も豊富で、真面目に実践している方ばかりです。
日本人がこれまで世界でトップクラスの長生きなのは、人々がこうした健康意識の高さを持っているからだと私は思っています。
もちろん、飲み屋でハメを外して、健康状態が分からない人と、唾液を飛ばしあったりして、お酒で失敗なければの話です。