免疫細胞が中枢神経に移る仕組み
中枢神経「侵入口」は腰
ふくらはぎの筋肉で血管開閉
昨日の朝刊に、[大阪大学の免疫学グループが、脳や中枢神経に免疫細胞が侵入する「入り口」が腰椎の血管にあり、入り口の開閉にふくらはぎ奥のひらめ筋の動きが関係していることを見つけた]との記事が載っていました。
健康工房が考える足からの健康
①リフレソロジーでのケア
②歩くこと
③靴選び
足が、免疫細胞の働きに良い効果をもたす一端を担っていることが、科学的に証明されたこと、とても嬉しく思います。
今後の研究を楽しみにしたいと思います。
運動不足でふくらはぎを動かす機会が少ない現代人。
歩く・揉むということを日課にしませんか![]()
以下、新聞記事全文です。
[ 脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経に免疫細胞などが侵入する「入り口」が腰椎(ようつい)の血管にあることを、村上正晃・大阪大准教授(免疫学)らのグループが見つけた。その開閉にはふくらはぎの奥の筋肉が関わっていた。応用すれば、中枢神経系の難病の治療につながると期待される。3日付の米科学誌セル電子版に掲載される。
中枢神経の血管の内壁には不要なものを簡単に通さないようにバリアー機能があり、細胞がどのようにくぐり抜けるかは謎が多い。
手足のまひなどを引き起こす「多発性硬化症」は、外敵をやっつけるはずの免疫細胞が誤って中枢神経を攻撃することで発症するとされる。グループは、その免疫細胞が血管内をどう動くかをマウスで調べ、「第5腰椎」の背側の血管から脊髄に集中的に入っていることを突き止めた。
「入り口」の開閉は、ふくらはぎの奥にあるヒラメ筋を使うことで調節されていた。筋肉を使うと、その刺激で交感神経も活性化されて、入り口を開く指令を出す働きが活発になり、免疫細胞が入り込む。
村上准教授は、「運動が病気を改善したり、ストレスが病気を悪化させたりする仕組みや、針治療がなぜ効くかなども解明できるかもしれない」と話す。 ]
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