先日、初めての「六道参り」に行ってきました。

六道参りは、お盆に帰って来られるお精霊さん(おしょうらいさん)を迎えに行く京都の夏の行事の一つ。8月7日~10日の間に東山松原の六道珍皇寺さんにお参りします。お参り前にいろいろ教えて頂いていたら、こちらのお寺は「ちょうしゅうは」とのこと。


「ちょうしゅうは」はてなマークはてなマーク

長州藩?超音波?頭の中が?でいっぱいになりましたが、「超宗派」でした。宗派を超えてお参りOKなのだそうです。


お参りの仕方は

◎先づ境内で高野槙を買い求める

本堂でお迎えするご先祖様や縁故者の戒名(法名)を水塔婆に書いてもらう

◎迎え鐘をつく

◎本堂にお参りをする

◎水塔婆をお線香で清め

◎地蔵宝前にある高野槙の枝で水塔婆を水で浸してお迎え準備参り完了


平安朝の昔、この辺りは六道の辻と呼ばれ、冥土への入口と信じられていました。珍皇寺の迎え鐘を聞いて、六道の辻からお精霊さんが槙の葉に乗って現世に帰って来ると言われているそうです。迎え鐘をつくのを待つ行列は、お寺の東門を出てはるか向こうまで続いていて、たくさんの方がちゃんとお迎えに来ていることに少しびっくりしました。後ろに並んでいた60代後半くらいの方が、「母親が、お父さんと妹が帰って来れへんし、はよ迎えに行って来て。言いますねん。」と。


期間中特別公開されていた最澄作木像の薬師如来さまを拝み、本堂の瓦修理の瓦に寄付をさせていただいて、帰途に着きました。


写真は、小野篁(小野妹子の子孫・小野小町のおじいさん)が、閻魔大王の裁きの手伝いに夜に冥土に行くときに通った伝えられる珍皇寺さん内にある井戸。う~ん、ミステリー。
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