長刀鉾(なぎなたぼこ)保存会は、30年ぶりに鉾の頂上を飾る鉾頭(ほこがしら)の長刀を修復。キラキラ


新たにプラチナの箔(はく)を施し、鋭さと輝きを取り戻しました。鉾の名称の由来になっている鉾頭は、平安時代の名工・三条小鍛冶宗近(こかじむねちか)の刀を使ったのが最初と伝わっているそうです。真剣では危険として1837年に竹製に変わり、昨年までは1981年に作ったスズ箔の長刀を立てておられました。損傷や色落ちが目立ったため、長刀鉾町内会の企業約30社の寄付で修復されたのだそうです。刃は長さ1.2メートル、幅は最大10センチ。輝きはスズ箔とほぼ変わらないそうですが、はがれにくいとの事。保存会の川那辺健治理事は「町内会の寄付でシンボルが修理されたのがうれしい。現代の町衆の心意気です」と話しておられました。鉾頭の他にも、NEW稚児が頭に飾る「蝶(ちょう)とんぼ」と小さな鼓の「鞨鼓(かっこ)」を約200年ぶりに復元新調し、社参の儀の稚児衣装を新たに仕立てられたり、胴掛の飾り金具18点も修理されましたレンチ(新聞記事より抜粋)


今回もそうですが、プチニュースを書いていると30年ぶりに修復ですとか、100年、200年ぶりに新調ですとか、祇園祭の長い歴史を改めて感じます。沢山のお祭りに携わってこられた方々が、いかに大切にしてこられたかを100年、200年という数字が物語っているようにも思いました。そんな皆さんの熱い思いのこもったお祭りを、毎年観られるのは本当に貴重なことなのだと再確認。心して楽しみたいと思いましたニコニコ



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京都四条京町家

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