今日は【ハイアーチ】 についてです。
【ハイアーチ】は偏平足 の逆で、3つのアーチのうち、内・外の2つの縦アーチが、通常よりも高くなっている足の事で、凹足(おうそく)とも呼ばれています。一見アーチが落ちていないので、 土踏まずしっかりある良い足の様に思いますが、”通常よりも高く”という所が問題なのです。縦のアーチが高すぎると、地面に足を付けた時、内側の土踏まずの部分だけでなく、外側のアーチの部分も接地できずに浮いている場合があります。そうなると、接地面(かかとと足の付け根)にかかるストレスも多くなる為、その反動で足指がその付け根から浮き上がりやすくなってしまいます。そしてもう一つ、内・外2つのアーチが通常より高いので、横のアーチも高いように思われがちですが、実は足指をしっかりと地面に接地しにくい傾向もあります。そのため横のアーチが崩れて、開張足 から外反母趾 になってしまう事が多いのです。
【ハイアーチ】は素足で歩いていても、ハイヒールを履いている時と同じように、足指の付け根だけで立ったり歩いたりしている状態に似ています。ハイヒールのように足指への締め付けはありませんが、前方へかかる体重は足指の付け根だけで支えているので、浮き上がった足指はさらに縮こまってしまいます。この足指の状態をハンマートゥ と呼びますが、【ハイアーチ】の方にハンマートゥが多くみられるのは、このような理由があるからです。
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第二回足もみ教室at京都四条京町家
6/8(水)・12( 日)