
普段靴や靴下の中にあり、無防備で忘れられた存在の足の爪ですが、夏はペディキュアをしたり皆様マメにお手入れをされています。今日はそんな爪のトラブルの1つ爪水虫についてです。
爪水虫は白癬菌が爪の下に住みついて爪を傷めます。初期の症状では、爪の表面が黄色や褐色に変色したり、縦じわやボコボコが目立つようになります。それでも痒みや痛みが無い為、なかなか爪水虫だとは気がつきません。そのうち爪の色が白く濁り、爪自体が厚みを増していき、内部が空洞化する事もあります。放置すると爪の先端がかけやすくなって、最終的にはボロボロに破壊され、段々歩きにくくなり、厚くなった爪に押されて指が痛くなる事もあります。原因の多くは、長い間足の水虫にかかっているうちに、足にいた白癬菌が爪の周りから爪の下にもぐりこみ、さらに爪の中に入り込んだためです。また直接爪の下に入り込む事もあります。陥入爪や巻き爪
があると、爪の隙間に住みつきやすくなります
爪水虫は厄介な病気です。放置すると白癬菌の隠れ家になってしまうので、自然に治ると言う事はありません。必ず完治するまで専門医の治療を受けましょう。
水虫も爪水虫も予防が大事皮膚の免疫が低下している時に感染しやすくなります。予防、再発防止の為には、睡眠不足や過労、ストレスを避ける事も大事です。偏食や過激なダイエットも免疫力を低下させます。身体を冷やさない事も大切です。特に、末端の足を冷やさないようにしましょう。一日の終わりに、疲れた足をお風呂やフットバスで温めて、その後ご自分の足をチェックしてみてください。指先からカカトまで、充分温まっていますか?角質はありませんか?指
と指の間は空いていますか?皮がめくれていませんか?
足を毎日見ていると、水虫だけでなく、内臓・器官・脊椎などその時のからだの状態が読み取れるようにもなりますよ。、面白い位そのまま表れていることが多いです。ご自分の足からの声を聞いてみませんか。まずは、足に触れる事から始めましょう6月の足もみ教室のテーマは『胃腸のケア』です。詳しくは下記をクリック