「足に合わない靴」って?  「子供の靴選び」 で靴選びについて書いて参りました。大人も子供も紐靴が一番。

その理由は、足の変形予防と、浮腫みにも関係しています。

人の足は、夕方に向けて浮腫んでいきます。身体の一番下に位置しているため、重力で血液やリンパ液が溜まりやすいという宿命からです。浮腫みは、夕方に一気に起こるのではなく、24時間刻々と状態が変化しています。その変化に合わせて紐を結び直し、調節することで、常にちょうどよい状態で足にフィットさせることができる靴が、紐靴なのです。


ここで、日本とドイツのお年寄りの靴についての意識を調査した結果をまとめたものがありましたので、ご紹介いたします。


Q1 あなたは靴を何足持っていますか?

日本  5足以下(29.0%) 6足以上(33.6%) 10~19足(29.0%) 20~29足(2.8%) 30足以上(0%) 不明(5.6%)

ドイツ  5足以下(21.5%) 6足以上(32.3%) 10~19足(24.00%) 20~29足(14.8%) 30足以上(7.4%) 不明(0%)


Q2 靴は買う前に履いてみますか?

日本  いつも店内で履いて歩いてみる(51.5%) 履いてみるが歩いてみたことはない(42.3%) 履いてみるがどこをチェックすればいいのかわからない(5.2%) 履いてみないで見るだけで買う(1.0%)

ドイツ  いつも店内で履いて歩いてみる(100%) 履いてみるが歩いてみたことはない(0%) 履いてみるがどこをチェックすればいいのかわからない(0%) 履いてみないで見るだけで買う(0%)


Q3 靴はよく修理に出しますか?

日本  はい(9.5%)  いいえ(90.5%)

ドイツ  はい(70.4%) いいえ(29.6%)


Q5 靴の手入れをしていますか?

日本  はい(59.8%) いいえ(40.2%)

ドイツ  はい(96.3%) いいえ(3.7%)


いかがですか?ずいぶん意識が違うものですね。Q1からは、日本人が気に入った靴を毎日履くのに対し、ドイツでは毎日履き替え、靴を休ませる習慣が根付いていることが窺えます。一日履いて歩き癖がついた靴をリセットするために、靴を休ませることも足の変形予防(=足の健康)に繋がります。Q2のドイツの100%という数字は、さすが!の一言に尽きます。足のために見習いたいものですあし明日は「足の健康への意識比較」 をご紹介いたします。


親子参加も歓迎です
第2回リフレクソロジー教室(胃腸ケア)
at京都四条京町家
6/8(水)・12(日) 13時開場