『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』、「エメラルド整形外科疼痛クリニック」の院長の益子竜弥です。
「令和の時代に、漢の時代の叡智を!」の続きです。
漢方薬の副作用についてです。
実は、漢方薬は大きな副作用はあまり生じません。
軽い副作用としては、頭痛、胃痛、尿過多、下痢、湿疹などがあります。
ですが、これらの副作用は、副作用というよりむしろ、その漢方薬の直接の作用によるものが多いです。
具体的には、「瘀血」は血液に不要物が溜まってよどんだ状態ですので、不要物を体外に排出することが必要になります。
これを「瀉下」といいます。
そして、「瀉下」が強く出てしまうと「下痢」になってしまいます。
「水毒」を改善させると体の中に溜まっていた水が膀胱から出ていくため、「多尿」となります。
これらは程度が軽いのであれば、そのまま漢方薬の内服を継続することをおすすめします。
もちろん、症状がある程度強い場合には内服を中止した方がよいです。
「瞑眩(めいげん、めんげん)」は漢方薬を飲んだ後、一時的に湿疹が出たり、症状が悪化することですが、「瞑眩」であれば、そのうちおさまってきます。
以前お伝えしたように、「偽性アルドステロン症」といって、低カリウム血症や高血圧、浮腫、体重増加などをきたすことがありますが、これは明らかに副作用です。
この症状が出たのであれば、これは良くありません。
原因となりそうな漢方薬を減量あるいは中止することをお勧めします。
ちなみにこれは「甘草」という生薬が原因のことが多いため、「甘草」が多く含まれている漢方薬は要注意です。
甘草が多く含まれていることで有名なのは、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)です。
なお、以前、小柴胡湯(しょうさいことう)で副作用が出たことがニュースになりましたが、これは「証」が正しくないにも関わらず小柴胡湯を処方したことが原因と考えられています。
「証」が合っている時は、ほとんど副作用は出ません。
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