想いの力は本当か? (読了時間 約3分)
コロナの自粛生活が解除されて、みなさんどうお過ごしですか?
「以心伝心」という言葉がありますが、テレパシーのように無言で想いを伝えられたら、コロナ時代には最高の手段かもしれません。 でもちょっとまずいこともあるかも・・・
自分の想いを相手に伝える研究で、かつてカリフォルニア大学の心臓外科の教授がこんな実験をしました。
入院中の心臓病患者をAとBの二つのグループに分けます。
そして、多くの人にAのグループにだけ元気になるように、と祈りをささげてもらったのです。
その結果、Aグループの方が、Bグループに比べて明らかに病気の進行が遅いという結果が出ました。
ただ、この実験は双方が完全に平等ではないので、科学的には認められていません。
Aグループのスタッフが〝とても優しかった”というだけでも生存率は変わってきます。
同じように、麦の発芽と祈りの関係の実験があります。
ムギの発芽に際して「元気に発芽しますように」と祈られたグループのほうが、はるかに発芽率が高かったというのです。
想うことが人間や物体に影響を与えるか?
自分の意思を相手に伝えて、その相手に影響を与えるのは、テレパシーや念力の力で、いわば超能力です。
ところが、これまで超能力とされていたことが量子力学の発展でかなり解明されてきました。
次のようなことが分かってきました。
すべての物質は固有の波動(周波数)を持っており、意識(想い)も波動である。
よく耳にするアルファー波とかベーター波は脳(意識)の波動で、今ではさらに細かく脳波を分析することが出来ます。
人が体の動きをイメージしたとき、脳から出る電気信号を読みとり、どんな動きをしたいのか分析、それをロボットのセンサーに送って、ロボットにイメージと同じ動きをさせる研究が進んでいます。
意識だけで遠隔でロボットを操作する研究は軍事だけでなく、医学の世界でも体の不自由な患者さんの生活を補助するために研究されています。
私たちが心の中で想うことで、遠くであっても実際に対象物に影響を与えることは、量子力学の世界ではもはや当たり前とされています。
想いのエネルギーを送る人と受け取る人の波長が合えば、より確実性が高くなります。
戦時中、息子が死ぬ間際に「お母さん!」と叫んだ言葉を母親が耳にしたという話はいくらでもあります。
“想い”がほかの人間や植物にまで影響を与えるなら、当然自分の体にもより強い影響を与えるはずです。
祈り(想い)の力は、わたしたち自身を精神的に安定させるだけでなく、想いから発せられるプラス波動のエネルギーが体の細胞に影響を与えて、健康な細胞を作り上げてくれます。
その結果、私たちはより健康になっていきます。
ポイントは“信じ切る”ということです。
次回は「植物に心はあるか?」について考えてみたいと思います。
ふうすい堂氣功指圧院
北村享巳
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