監督 スティーヴン・コスタンスキ

ミミ(ニタ・ジョゼ・ハンナ)

オーウェン・マイヤー

アダム・ブルックス

アレクシス・ハンシー

サイコ・ゴアマン(マシュー・ニネーバー)

パンドラ(クリステン・マックロック)

スティーヴン・ヴラホス

リース・プレスリー

2021年/カナダ

 

血しぶき、肉片が飛び散るアクション・コメディ・怪物もの。

暇なときに目汚し程度に見るがよいと思う。

主演のミミを演じる少女はかわいらしいので、将来、どんな女優に成長するか少し楽しみ。

 

お勧め度

★★☆☆☆ 〜 ★★★☆☆

 

 

ルークとミミが家の庭でボールを投げ合うクレイジーボールという遊びをしている。男勝りのミミは兄のルークを破る。負けたものは自ら穴を掘って埋められるのだ。ルークが穴を掘っているときに何やら得体のしれないツボのようなものが出てくる。

 

ミミ

 

ミミに脅される兄ルーク

 

赤く光る円盤状の宝石のような蓋を取り外す。ミミはそれを自分の宝もとして持って家に戻る。実は、壺には宇宙屈指の残虐な殺戮者が封印されていた。ミミはその封印を解いてしまったのだった。

 

 

残虐な殺戮者には名前がない。ミミは「サイコ・ゴアマン」と名付ける。宝石を持っている者はサイコ・ゴアマンに命令することができる。ミミはそれをいいことに、サイコ・ゴアマンを下僕のように扱い、サイコ・ゴアマンをイラつかせる。

 

ルーク   ミミ    サイコ・ゴアマン

 

 

一方、宇宙連合のガイガックス星の会議室では、サイコ・ゴアマンがよみがえったことを察知し、それを倒すべくテンプル騎士団のパンドラが地球へと向かう。

 

パンドラ

 

サイコ・ゴアマンはかつての部下たちを呼び寄せる。しかしその部下たちは、今ではテンプル騎士団の配下に置かれて、サイコ・ゴアマンに襲い掛かる。

大きな怪我を負いながらもサイコ・ゴアマンは勝利し、ミミとルークと共にアジトとしている廃工場へ戻る。

 

ルーク  サイコ・ゴアマン   ミミ

 

そこにパンドラが現れる。ミミは宝石をサイコ・ゴアマンに返すかどうかと迷う。それを与えると、サイコ・ゴアマンはパワーアップしてパンドラと対等に戦うことができる。しかし、そうすればミミのいうことも聞かなくなる。しかし、ミミは、サイコ・ゴアマンを信用して宝石を渡すのだった。サイコ・ゴアマンとパンドラの戦いが始まる。

 

 

正義を名乗るパンドラも邪悪な精神を持っており、結局、強いものが『正義』を自称することができるという歴史の「習い」を、製作者はいいたかったのだろうか。