恋空 原作(上) | けんこうママのブログ

けんこうママのブログ

 子供の頃大好きだったアニメ「魔法の天使クリィミーマミ」「シティーハンター」 そして 10年前映画「君に届け」を観て三浦春馬くんも追い続けてます。 その時々の想いを徒然なるままに・・・

今朝、こちらを読み終わり「ミセス」と共に返してきました。
 「恋空」

  人気のケータイ小説の出版本。

 春馬くん アカデミー賞優秀新人賞受賞作品の原作本。   この映画で春馬くんのファンになったという方も多い作品ですね。

 上矢印上にある 本の写真を見ると分かると思いますが 

タイトルのロゴがDVDと同じ・・・(下矢印DVDです)

 

 

ケータイ小説ということもあって、 外国の小説のように 左開き。

 

 本文も横書き・・・。

 これまで読んでた小説とはちょっと違って 「三人称一元視点」で 美嘉の目線から話が進んでいきます

 「三人称一元視点」とは右矢印【小説の視点の種類】一人称と三人称の違いは?どっちがオススメ?  (monosai.com) (こちらを参考にしてください)

 

 なので映画とほぼ同じ様な感じです。

 でも、映画では描かれていない 美嘉がヒロと別れて 優と付き合うまでの 友達関係なども描かれていて この上巻だけを読んでみると (美嘉の目線だからなのか) やはりヒロが理解できない。(結末を知っていても なんで・・・?って思えてしまう。)

 というのも 映画では美嘉と別れた後 学校にも殆ど来てなくて 孤独な感じのヒロだけど 小説を読んでみると なんとっ 美嘉がヒロの事を最初に相談した ミヤビという女の子と付き合っていて、病気になってしまったから美嘉を遠ざけた・・というにはちょっとそこまでしなきゃならない・・・?って思える部分も・・・。

 ま、もしかしたら それも美嘉の為に・・・という一芝居だったのかもしれないけれど、(現時点では全部読んでないので分からないですが)それでも このミヤビという子には「ふざけるな!イラッ」とイラッむかっとさせられます。

 

 でも、いろいろあってもなんとか周りの友達のお陰で 高校生活は楽しくしていた事も描かれていて 波乱万丈なストーリーの中 新しい友達たち(ヤマト イズミ シンタロウ)との一時は どこかホッコリとさせられました。

 

 上巻はヒロが急に変わってしまって 別れ、優と出会い  そしてクリスマスイブに 流産してしまった赤ちゃんのお参りでヒロと公園で会ってしまう所で終わりました

 先ほども書いたように美嘉視点なので、途中からほとんどヒロは出てこなくなり 美嘉の想像や回想でのヒロが多くなってきました。  

 

 そして下巻へ・・・    映画を観ているので結末は知っているんですが 映画に描ききれなかった部分もあるような気もします。

 

 この小説、 実話ということもチラホラ聞いたのですが、現在は実話を元にしたフィクションとなっているそうですね。

 原作者 美嘉さんのインタビューを読んでみると ヒロさんという人は本当に居たようですが。

 果たして実話なのか フィクションだとしたらどこまでがノンフィクションなのか  ちょっと気になるところです。