自分の力で… | シックハウスの苦しみと戦う健康住宅会社の松田順治のブログ

自分の力で…

中学の卒業が近づいてくると、進学して中途半端に勉強するより、自分の力で生きていかなきゃと思うようになりました。

「高校の学費ぐらいなら出してやる」

年の離れた兄はそういってくれましたし、奨学金の試験にも合格していたのですが、勉強をするには札幌に出てくる必要があり、高校に通うのは、やはりお金がかかります。

そこで、私は、たまたま求人が出ていた国鉄に就職することにしたのです。

お給料もくれて、勉強させてくれて、学費は出さなくてもいいし、自分の分の食費が浮くので、親の助けにもなるはずだと思いました。

こうして、私は国鉄に入社し、ディーゼル車の整備をすることになったのです。

毎日、朝から晩まで油だらけになって、列車のエンジンを解体したり修理したりする流れ作業。

仕事の後、お風呂に入って身体の汚れを落とすのが気持ちいいのと、自分が修理した列車が汽笛を響かせて日本全国を走っているというのがあるので、やりがいを感じていましたし、好きな仕事でした。

15歳で国鉄に入社して、18歳から22歳までの4年間は、札幌市内の定時制の高校に通いました。

あの頃は、どこの学校を出たのかという、学歴で人生が殆ど決まっていましたので、少しでも知識を身につけようと思ったのです。

しかし、仕事が終わってから勉強をするのは大変で、半分くらいは寝ていたと思います。

その後、国鉄の中の大学にも挑戦したのですが、試験には落ちてしまいました。


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