保健師のめぐみです。







40代半ばの女性から


「頭痛が若い頃からあり、
長年にわたり、鎮痛剤を毎日のように飲んできました。

今後も飲むであろう鎮痛剤は、なにがよいのでしょうか」


というメッセージをいただきました。


『40代半ばのものです。

私はpmsや、生理痛、生理後、排卵時など、
一ヶ月の大半はこれらの痛み、
頭痛が若い頃からあり、
長年にわたり、鎮痛剤を毎日のように飲んできました。


三十代の頃はさらにひどくなり、
薬がないと生活できない頭痛で、
40代にはいり、婦人科系日病氣のため治療するにあたり、
頭痛の頻度がへってきました、

鎮痛剤も飲まない日も青くなりました、が、
これまでなら飲み続けたものの、体への影響がとても怖いのです。

どのようなことがかんがれられるでしょうか、
クレアチニンの数値は昔から高めです。

今後も飲むであろう鎮痛剤は、なにがよいのでしょうか、

ずっと飲みつってきたのは、イブです。

最近は、アセトアミノフェンなどにしていますが、効きがわるいことがあります。

飲まないのに越したことはなきですが、


のまないために自分でげきることは、やはりストレッチや感謝などでしょうか、


長文にありましたが、


どうかよろしくお願いします。』



生理前に体の不調が出る月経前症候群(PMS)だけではなく、
生理痛、生理後、排卵時などがあるのなら、


一ヶ月のほとんどは痛みや体の不調があることになりますから
今までおつらい思いをしてきたのだろうと思います。

頭痛もあったのなら、
痛み止めにも頼ってしまいますよね。


今までよく耐えていらっしゃいましたね。


40代になって、


「40代にはいり、婦人科系日病氣のため治療するにあたり、
頭痛の頻度がへってきました、」


というのは、

漢字変換の部分で読みづらかったのですが、


「婦人科系の病気の治療をするにあたり、
頭痛の頻度が減ってきた」


という意味でよかったでしょうか?




婦人科系の病気がなんなのかがわかりませんが、

頭痛の頻度が減っていることについては
良いことなのではないかなと私は思います。


頭痛の頻度が減ることで
鎮痛剤の量も減らせるようならそのほうがいいとは思いますよ。



女性は、
女性ホルモンの影響で、
男性よりも頭痛が起きやすいとされていますが、


女性ホルモンの量が減って、
閉経の年齢になってくると、

女性ホルモンの影響を受けなくなってくるため、

50歳以上になると、
頭痛持ちの3人に2人くらいは頭痛がでなくなる


そうです。


更年期の時期は、
女性ホルモンの量が減る時期といっても、
女性ホルモンの量が生理前後で変動するために、
頭痛が減ることはあまりないようですが、


婦人科の病気で
女性ホルモンの量が減ったり増えたりしないような
生理を止める治療をしている場合は、

女性ホルモンの量の変動の受けないので、
頭痛が減ってもおかしくはないかなと思いました。




でも、今までずっと鎮痛剤を使っていたのに
頭痛の頻度が減っていると

「飲まなくて大丈夫かな?」と心配にはなりますよね。



痛みがあるときにただがまんしてばかりいるよりは、
痛み止めのお薬で楽になるのなら、
痛み止めのお薬を使うのも悪いことではないですが、


日本頭痛学会理事で
頭痛の専門医である

五十嵐久佳先生のお話によれば、


頭痛薬のような鎮痛剤を
1か月に10日以上のむのは、

◎薬の使い過ぎによる薬物乱用頭痛を引き起こしやすい

◎頭痛薬をのみすぎると、脳が痛みに過敏になってよけいに頭痛がひどくなりやすい

ため、

自分の判断で頭痛薬を飲むのではなく、

頭痛専門医の先生に相談しながら、
薬を選んでのみすぎないようにしたほうがいい



と、話しています。

頭痛女子バイブル/世界文化社

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あなたの場合は、


「鎮痛剤を毎日のように飲んできました。」


ということなので、

明らかに鎮痛剤の飲みすぎ

になっていますから、


40代で婦人科系の病気の治療が必要になり、
頭痛の頻度が減ったというのなら、

頭痛の頻度が減ることで
鎮痛剤を飲む量も減っているほうがいいだろうと

私は思います。



ただ、今まで多めに飲んでいた鎮痛剤の量が
いきなりガラっと変わると、

薬の成分が変わることで
体の不調が出ることはあります
から、

長年、鎮痛剤をのんできたあなたの場合、

自己判断で頭痛薬をのむのではなく、

頭痛外来の先生や、
頭痛にくわしい神経内科、脳神経外科の先生に必ず相談して
薬を選んだほうがいい



です。


頭痛専門医の検索ができるサイトもあります。


http://www.zutsu-online.jp/foreign/




メッセージでは、


「今後も飲むであろう鎮痛剤は、なにがよいのでしょうか、
ずっと飲みつってきたのは、イブです。
最近は、アセトアミノフェンなどにしていますが、効きがわるいことがあります。」



というご相談でしたよね。


アセトアミノフェンは
緊張型頭痛で使うことが多いお薬のようですが、

あなたは緊張型頭痛のタイプですか?



頭痛のタイプによっても
頭痛薬の種類は使い分けたほうがいいです。


自分で緊張型頭痛だと思っていても、
片頭痛もある混合型のタイプのこともあります。




自分の頭痛のタイプをよくわかっていないときは、

自己判断で頭痛薬を選ぶとかえって頭痛がひどくなって危険

です。



ほかの薬にしてみて
効きが悪いように感じているのなら、

ほかのお薬の方がいいかもしれないのですが、


あなたの場合は、
今までの鎮痛剤をのんでいる量が多すぎるので、


自己判断でいろんな鎮痛剤を試すのは
かえって頭痛がひどくなったり
副作用が強く出たりするリスクが高くなって危険です。




私は薬の専門家である
薬剤師さん
ではないので、


たくさんある頭痛の鎮痛剤の1つ1つの
成分にくわしいわけではありませんから、


長年鎮痛剤をおおく飲んできたあなたが
のんでも安全な鎮痛剤がどれかは

私は判断はできないです。


あなたが自己判断で
鎮痛剤を選ぶのも危険なので、




大事なことですから
しつこくくりかえしますが、


頭痛外来や
頭痛にくわしい神経内科、脳神経外科
の先生に相談するか、


薬を処方している薬局の薬剤師さんに相談して、
安全そうな鎮痛剤を選んでもらってください。




頭痛専門医の検索ができるサイトもあります。


http://www.zutsu-online.jp/foreign/


婦人科系の病気の治療で
薬をもらっていれば、

その薬をもらっている
薬局の薬剤師さんに相談するのもいいと思います。







また、

ご相談にあった

「これまでなら飲み続けたものの、体への影響がとても怖いのです。
どのようなことがかんがれられるでしょうか、」



については、


「頭痛薬を今までのんできたことで
どんな体への影響が起きているのか?」


という意味でよかったでしょうか?



あなたが今までのんできたのはイブという鎮痛剤でしたよね。



お薬を飲んだことによる体への影響については、

お薬の専門家である薬剤師さんがくわしいです。







イブの鎮痛剤を毎日何錠ぐらいのんでいて、
何年ぐらい続けていたのかによっても、
薬が体に及ぼす影響は変わってきますから、



イブを買っているドラッグストアがあるのなら、
そのドラッグストアの薬剤師さんに

「1週間にイブを1日○錠のんで、
何年ぐらい続けていたのですが、

体にはどんな影響が出ますか?」



と、聞いてみてください。


これも婦人科の治療でもらっているお薬があれば、
そのお薬を処方してもらっている薬局の薬剤師さんにも聞いても大丈夫だと思います。




しつこく何度もお伝えしますが、


長年鎮痛剤をたくさんのんできた
あなただと、
薬の量が多すぎるため、

自己判断で頭痛の鎮痛剤を選ぶのは危険です。

必ず頭痛の専門医や薬剤師さんに相談して
鎮痛剤を選んでください。





次に、

ご相談にあった

「のまないために自分でげきることは、やは。ストレッチや感謝などでしょうか、」


について。



日本頭痛学会の理事で
頭痛専門医である
五十嵐久佳先生のお話によれば、


「頭痛がひどい場合にはお薬も使ったほうがいいこともあるけれど、


頭痛は日常生活でできるこをとやれば、
ある程度予防することは可能です




と、話していますよ。


頭痛女子バイブル/世界文化社

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頭痛薬をのまなくてもすむように、
頭痛を予防できることとしては、

五十嵐久佳先生の

「頭痛女子バイブル」を読むと、

イラスト入りでわかりやすく

頭痛のために簡単にできる

◎寝る前にやるといいストレッチ
◎頭痛改善になる効果的なウォーキング法
◎頭痛のための簡単な食事レシピ
◎頭痛が起きた時のタイプ別にやるといいケア
◎頭痛のケアのためには目のケアもしたほうがいい
◎血糖値が下がると頭痛が起きやすいので注意


といったことが書いてあるのでわかりやすいですが、



ストレッチやウォーキングなどは、

血液の流れよくなり
体への酸素の取り込みがよくなるため頭痛の改善になる。

偏頭痛タイプだと、
ウォーキングなどの適度な運動で
セロトニン神経をきたえることができて頭痛の改善になるし、

緊張型頭痛だと、ウォーキングやストレッチで
肩がくびがほぐれることで頭痛の改善になる




と、頭痛専門医の五十嵐先生は話していますので、


頭痛を改善して鎮痛剤の量を減らしたい!

ということなら、

ストレッチやウォーキングをしたほうが
頭痛の改善になることはたしか



だと思います。



頭痛の改善になるウォーキング法やストレッチメニューなどは
五十嵐久佳先生の

頭痛女子バイブルに
イラスト入りでわかりやすく書いていますので
読んでみると、

あなたの頭痛の改善にもなる


と思いますから読んでみてください。



頭痛女子バイブル/世界文化社

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参考になったらうれしいです。



めぐみ





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