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夏の地方大会いよいよ本格化!甲子園を狙う"知られざる異色校"の野望
7月4日(土) 6:30
【「下剋上球児」第2章。今度の主役は昴学園】今春、高校野球界でひそかに異変が起きていた。三重県の春季大会で、昴(すばる)学園という耳なれない高校が初優勝を遂げたのだ。校名からして私立高校と思いきや、実は県立高校である。しかも、全校生徒の大半が寮生活を送る、かなり特殊な環境だ。
昴学園を率いるのは、東拓司(ひがし・たくし)監督。前任の白山(はくさん)では、夏の三重大会で10年連続初戦敗退という弱小校を強化し、2018年夏の甲子園出場に導いた。
その快挙を記した書籍『下剋上球児』(カンゼン)はTBS日曜劇場でテレビドラマ化されている。かつて夏の三重大会で16年連続初戦敗退という弱小校だった昴学園でも、東監督は再び「下剋上球児」を育て上げている。

【昴学園高校(三重県)】1995年に全国初の全寮制総合学科を設置した県立校。野球部は部員不足に悩む時期もあったが、かつて県大会10年連続初戦敗退だった白山高校を甲子園へと導き、ドラマ『下剋上球児』のモデルにもなった東拓司監督が2023年に赴任。今春の三重大会を制した……🦺
今夏の組み合わせ抽選の結果、昴学園は白山と宇治山田商の勝者と初戦を戦うことに。いずれも手ごわい相手だが、もし白山が勝ち上がった場合はドラマ性に拍車がかかることは必至。ほかにも津田学園など、強豪校がひしめく激戦ブロックに入っている。
【校内で活動している部活は野球部のみ】今夏の甲子園出場を狙える特殊な高校といえば、日高中津(ひだかなかつ)も外せない。和歌山県大会で昨秋はベスト4、今春はベスト8に食い込んだ。西武などで活躍した大砲・垣内哲也の出身校として知られる。
校舎は日高郡日高川町にあり、日高高校の中津分校として設置されている。1997年春には分校として史上初めて、甲子園に出場した。
【日高高校中津分校(和歌山県)】西武で活躍した垣内哲也や、現在オリックスでプレーする入山海斗ら、これまで6人のプロ野球選手を輩出。1997年春には分校として初の甲子園出場を果たした。部活動は野球部しかなく、現在も全校生徒39人中38人が所属。昨年秋は県大会ベスト4、今春はベスト8と好成績を挙げた
……🦺
校内で活動している部は野球部しかない。それもそのはずで、全校生徒39人中、野球部員が38人を占める。山々に抱かれたグラウンドには柔らかな日の光が降り注ぎ、神秘的な空間をつくり出す。
日高川町は中島大輔(楽天)や西川史礁(みしょう/ロッテ)の出身地でもあり、実は野球どころでもある。だが、両選手とも龍谷大平安(京都)に進学したように、有望な選手は地元を離れる傾向がある。
夏の地方大会いよいよ本格化!甲子園を狙う"知られざる異色校"の野望
夏の地方大会が本格化する中、全寮制の公立校や大手予備校が運営する新設校など、個性豊.......... ≪続きを読む≫



































































