常廣羽也斗&下村海翔を超える潜在能力 青学大2年・鈴木泰成は「2年後のドラフト1位」を目指し進化中

4月5日(金) 17:25

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わずか8球の全国デビュー。ひとつのアウトを取る前には、内野安打を許した。それでも、類まれな才能を見せつけるには十分だった。

青学大の最速150キロ右腕・鈴木泰成photo by Nikkan sports

青学大の最速150キロ右腕・鈴木泰成photo by Nikkan sports





【ドラフト1位に劣らぬ潜在能力】2023年11月18日、明治神宮大会・青山学院大対日本文理大の最終回。9回裏二死一、二塁の場面で、8対4とリードした青山学院大ベンチはマウンドに1年生右腕の鈴木泰成(すずき・たいせい)を送った。

身長187センチ、体重79キロの細身の体は、マウンドで一際映える。セットポジションからバランスのいい体重移動で捕手に近づき、右腕をしなやかに振り下ろす。その刹那、指先から「パチッ」と火花が散るような錯覚を起こすのが鈴木の特徴だ。大学入学後に最速150キロを計測したストレートは、重力に逆らうような軌道で捕手の渡部海(わたべ・かい)のミットを突き上げた。

その時点で青山学院大には常廣羽也斗(広島)と下村海翔(阪神)という、ふたりのドラフト1位右腕がいた。だが、投手としての潜在能力は鈴木のほうが上なのではないか。鈴木のボールを見て、そう思わずにはいられなかった。

後日、そんな感想を捕手の渡部に伝えると、うなずいてこう答えた。

「現時点でも真っすぐの質は常廣さんや下村さんに負けず劣らずですし、何よりもスプリットとフォークを投げ分けられるのがすごい。身長もありますし、練習に取り組む姿勢も尊敬します。投手としてのポテンシャルは、常廣さんと下村さんを超えているんじゃないですか?」

昨年の青山学院大は両エースだけでなく、投手陣の層が厚かったため鈴木の出番は限られた。春秋のリーグ戦通算で4試合、わずか3回2/3しか投げていない。安藤寧則監督は「順番を間違えないように。それだけを考えていました」と語る。

いささか気が早いが、このまま順調にステップを踏んでいけば2026年のドラフト会議で鈴木は目玉クラスの存在になるはずだ。本人は大学1年目を終えて、こんな感想を語っている。🚧予定

 

 

 

 

常廣羽也斗&下村海翔を超える潜在能力 青学大2年・鈴木泰成は「2年後のドラフト1位」を目指し進化中
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常廣羽也斗と下村海翔を手懐けた人間力青学大・渡部海は2年後のドラフトを賑わせる逸材

4月3日(水) 10:35

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学生野球を見ていると、時に「この選手は2周目の人生を送っているのかな?」と勘ぐってしまうくらい精神年齢の高い選手に出会うことがある。昨年に青山学院大の1年生捕手としてデビューした渡部海(わたべ・かい)もそうだった。

昨年から青学大の正捕手としてチームを牽引する渡部海photo by Ohtomo Yoshiyuki

昨年から青学大の正捕手としてチームを牽引する渡部海photo by Ohtomo Yoshiyuki





【常廣羽也斗が絶賛した人間力】技術的にハイレベルなのは間違いない。それ以上に落ち着いた佇まいが印象的だった。3学年上の常廣羽也斗(広島ドラフト1位)、下村海翔(阪神ドラフト1位)など豪華投手陣を、まるで年下のように手懐ける。青山学院大の大学選手権優勝、明治神宮大会準優勝の陰のMVPは渡部と言ってよかった。🚧予定

 

 

 

 

 

 

 

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