甲斐荘楠音の全貌に行ってきました。
『横櫛』は2年前にあやしい絵展でもみた。
これに限らずあの時に見たものが展示されていた。
さて、甲斐荘楠音の描く女性たちの絵って独特な雰囲気を持ち合わせている。
もう目のあたりとかポーズで誰の絵かわかるといってもいい。
その独特な顔つきなんだけど、それって女装した甲斐荘楠音にそっくりなのよね!
下の女形ではわかりにくいが、パッと見たとき誰しもが似ていると思うことだろう。
そんなマイノリティなセクシャリティをもつ甲斐荘だが
絵画のあとに好きだった演劇の世界に活躍の場を広げる。
さらに東映の看板シリーズ
「旗本退屈男」の衣装まで手掛けている。
これにはビックリ!
裕福な家に生まれ育ち、才能も豊かで
見た目のナヨッとさとは裏腹に
ある程度のお年まで生きている。
そんな甲斐荘の全貌が見れる展覧会。
すごく面白かった。