北海道 旭川市の隣町東神楽町 旭川空港がある北海道で5番目の面積。リアルに小さい町です。

そこで運動を楽しんでいる小学生たちがいます。

【ひじり野元気キッズ】達です。

7年前から活動している元気キッズ。

 

2022年はなんといっても「タグラグビー」についていろいろ挑戦させてもらいました。

2022年 12/4に東神楽町で旭川支部予選が行われました。

元気キッズの有志と東神楽町内のお子さんで2チーム結成し挑戦しました。

結果は3位と6位(6チーム中) 結果は次の大会には繋がりませんでしたが。

大会に参加するまでに沢山のコミュニケーションをとってチームを作っていく楽しさを満喫してもらえたのではないかと思います。(詳しくはのちほど)

 

まずタグラグビーとは

タグラグビー (Tag rugby) は、 ラグビーリーグ を基にした、主に年少者/初心者向けの 球技 の一つ。 イギリス で、 アメリカンフットボール を基にした フラッグフットボール をヒントに考案されたとされる。 危険度の高い タックル を、『 タグ 』に置き換え、ルールを単純化した内容で、年齢や性別、経験に関わらずプレイ出来るスポーツ。

 

 

今回タグラグビーにチャレンジするにあたり

東神楽町の補助金を利用させていただき

東神楽町内にお住まいのお子さんにタグラグビーを楽しんでもらう機会を作らせてもらいました。

コロナで身体活動量が減ってしまっているお子さんに参加してもらえたらいいなと思い6月から11月まで。旭川ラグビースクールのコーチの皆さんのお力を借りながら開催させてもらいました。

 

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多くのお子さんに参加いただけました。

ありがとうございました!!

 

【元気キッズでのタグラグビー参加はメンタルトレーニングが目的】

まず、コロナの影響も考えられますが。

今の小学生さんは自分を発揮する機会が限定されていると感じています。

子ども達が自分を発揮することは自己肯定を上げる為にはとても画期的と私は考えます。

参加は強制ではなく参加を希望するお子さんのみの参加です。

 

参加を希望するお子さんには

「大会に参加するために必要な 行動と言葉を選ぶ」事を求めました。

これは元気キッズの活動では常に求めていることですので。

??なぜ??というお子さんは

元気キッズに参加していないお子さん以外にはありませんでした。

疑問に思ったお子さんも活動中に理解しようとしてくれていました。

 

 

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(練習会場、また2022年の大会会場になった東神楽総合体育館)

 

【原則子ども達に考えて行動してもらう】

指導者の三澤でございますが。

タグラグビーもラグビーも全く競技経験の無いものでした。

技術的なところは旭川ラグビースクールや富良野方面のチームコーチにサポートしていただき

なんとかなりました。

しかし、それを発揮できるかどうかはこども達がいかに自分達に考えて行動できるかにかかっていました。

なぜかというと。

ラグビー、タグラグビーは大会の試合中に子ども達に指示ができないからです。

応援支援をし、選手のために行動することが求められます。

それだからこそ私はタグラグビーを選びました。

 

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子どもたちは多くの話合いを重ねました。

 

そしてプレーで具体的な目標を立て行動するようにもとめました。

このトレーニングで9割のお子さんはタグラグビー内での小さな目標を立てて達成する

失敗した場合は次の目標を立てて実施する。

というメンタルトレーニングを繰り返し行うことができました。

 

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17回という決して多くない練習回数でしたが。

今回の大会で負けても楽しい!!

 それは

・トライができたから

・パスができたから

・スペースに走れたから

・最後までタグを諦めないで取れたから

 

優勝という結果は出せませんでしたが。

最終日アンケートを取らせもらった結果

子ども達一人ひとりが自分やチームメンバーと向かい合うという機会を

児童期に体験することが重要であるということがメンタルトレーニングで必要であると

今回のタグラグビーを通して感じました。

 

長いお子さんは学年は違っても一緒に7年活動しているので

楽しさも特別だったかなと思います。

でも長く一緒に活動していても「気が合わない」「あの子が理解できない」というところも

タグラグビーで結果を出したい。

という目標のための発言や行動をしていました。

 

なかなか大変でしたが。

2023年も

子ども達の発揮の為の環境をつくっていくことは必要と感じたので

これからもタグラグビーに限らずスポーツでそういった環境が作れるように

努めたいと思います。