“ストレス胃”から身を守る!
なんとなく胃が不調で元気が出ない、おいしく食べられない…。
それはストレスで胃がヨレヨレになっているからかも。
胃はストレスの影響を最も受けやすい臓器の一つ。
忙しい働き女子こそ「胃に優しい生活」を心掛けよう。
始まりは、ストレスによる自律神経の緊張
暴飲暴食しているわけでもないのになんとなく胃の調子が悪い―こんなときは、
“ストレス胃”になっている可能性を考えてみよう。
胃はストレスの影響をダイレクトに
受ける臓器として知られている。
これは胃の働きが自律神経に支配されて
いるからだ。
自律神経は主にリラックス時に働く
副交感神経と、興奮したときに活発に
なる交感神経からなり、両者がシーソー
のようにバランスをとりながら働く。
胃の働きを担うのは副交感神経の方だ。
ところが、ストレスがかかると交感神経が活発になる。
その結果、「胃の血管が縮んで血行が悪くなり、胃の動きは悪くなる。
その反動で副交感神経が活発になると、今度は一気に血行が良くなって活性酸素が
生じたり胃酸の分泌が過剰になったりし、胃粘膜が傷みやすくなる」と慶應義塾大学
医学部准教授の鈴木秀和さんは話す。
ストレス状態が続くと慢性胃炎や胃潰瘍(かいよう)ができやすいのはこのためだ。
20代~30代に増える機能性ディスペプシア
近年は、潰瘍などの目に見える傷がない機能性ディスペプシアも増えているという。
機能性ディスペプシアは症状の特徴から大きく二つに分けられる。
一つは胃の動きが悪くなるタイプ。少し食べただけですぐお腹がいっぱいに
なったり、食後に胃がもたれたり、胃が重く感じたりする。
もう一つはみぞおちのあたりが焼けるように感じたり、痛くなったりするタイプだ。
これは胃粘膜の知覚神経が胃酸の刺激に対して過敏になったサインと考えられている。
実際、20~30代女性を対象にした
アンケート調査では、ストレスによる
体の不調として、このような
胃の不調」を感じる人が多かった
(右グラフ)。
胃は腸とつながっているので、
ストレス胃は腸の不調である下痢や
便秘を引き起こしやすい。
さらに、「腸内環境が悪くなると、
消化不良などからアレルギー反応が
起こり、肌にもトラブルを引き起こす
ことがある」と鈴木さん。
ストレス胃に伴って倦怠感や冷え、
肩凝り、頭痛、肌荒れといった
症状も表れ、自律神経失調症のようになる人も少なくないとレポートされている。
そこで、忙しい働き女子こそ留意したいのが「胃に優しい生活」だ。
鈴木さんは下記の「胃に優しい生活5ヵ条」を薦める。
□十分な睡眠をとる。
疲れた胃を休めるにはまず十分な睡眠が大事。
□規則正しく食べる
食事も体のリズムをつくる重要な要素。規則正しく1日3回食べよう。
□よくかむ。
だ液にはデンプン質を分解するアミラーゼという酵素が含まれる。よくかむと、
だ液が沢山出て消化が進み、胃の働きも良くなる。
□脂肪や糖分を取りすぎない。
脂肪の多い食事は胃の働きを低下させる。甘い菓子類も胃酸の分泌を増やすので、
なるべく控えめに。
□軽い運動を心掛ける。
運動はストレスに強い心身をつくるのに役立つ。
消化のいい食事で胃をいたわることはもちろんだが、「適度な運動で軽い
ストレスを与えることも大事。その方が心身ともにストレスに強くなれる」と
鈴木さん。
そして食事と睡眠のリズムを整えれば、自律神経も安定しやすくなる。
一方、控えたいのは、胃の滞留時間が長いうえ動きを悪くする作用もある脂肪や、
和菓子やケーキなどの甘いものだ。もともと胃もたれを起こしやすい、やせ型で
腹筋があまり発達していない女性は特に気を付けよう。
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