やっぱり悪い評価だとおこっちゃいますよね



先月、「カフェ ベローチェ」を運営するシャノアールが、講談社に1100万円の損害賠償と出版差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。理由は月刊誌『おとなの週末』2007年10月発行号のコーヒーチェーンのランキング記事で、11チェーン中最下位になったことで名誉を傷つけられたから。

 このランキング企画だが、編集者にとっては時に「鬼門」とも言える種類の企画のようだ。過去にラーメンのランキング特集を手がけたことがある編集者は訴えられこそしなかったものの、恐ろしい目に遭ったという。

 様々な街で、歩く人に「おいしいラーメン屋」を聞き、ベスト50を決めた。そして、ランキング決定後、20位台に入った某九州ラーメン屋へ写真撮影のための正式取材を申し込むと「ウチの店は何位ですか?」と店から聞かれた。

 そこで「20位台です」と答えると、店側は「1位でないのなら、取材は断る」と言い出したのだ。だが、ベスト50にその店が入らないのもおかしいので、写真撮影はせず、「電話番号や住所等の情報は載せずに店名だけを書きますから」と宣言して掲載したところ、雑誌発売後に店の人が編集部に乗り込んできたのだ。

 そして、「別に私は特に何をするってワケじゃないけど、ウチの若いモノがいるからね…。オタクら、どうなるか分からないよ」と脅されてしまったのだという。

 「おとなの週末」でもランキングが訴訟の原因となったし、ラーメンの話でもランキング企画が脅される原因となった。ランキング企画は読者からは好評なことが多いものの、なかなか作るのは難しいようだ