日曜日からの一週間は、日本各地で天候が大きく変わる見込みです。10日（日）は、上空の強い寒気の影響で日本海側を中心に昼頃まで雪が降り、特に山沿いでは大雪になる可能性があります。
この日、長野県や関東地方北部の山沿いでは積雪がさらに増え、積雪や路面の凍結による交通障害、なだれへの警戒が必要となります。一方、太平洋側は晴れる地域が多くなりそうですが、最高気温は平年より低く、冷たい風が感じられるでしょう。
続く11日（月）は、西日本から天気が下り坂となり、九州や中国、四国では雨が降り出すと予想されています。そして12日（火）には、前線を伴った低気圧が本州の南岸を発達しながら東進し、全国的に雨が降ることが予測されています。特に太平洋側では活発な雨雲がかかり、九州から関東までの地域では雨脚が強まり、大雨になる恐れもあります。また、沿岸部を中心に風が強まり、横殴りの雨が予想されています。
この天候変化は、これまで何度か関東甲信地方に雪をもたらした南岸低気圧の動きによるものですが、今回は寒気が北上し、多くの地域で雨が降るとの予報です。この一週間、日本全国では、天候による影響に留意し、特に交通障害やなだれのリスクがある地域では十分な注意が必要となります。