2015.12.16 全摘出+同時再建手術
2016.9.2 シリコンインプラント入れ換え手術



最初に検診を受けて1年がたちました。


乳がんと告知され、
全摘出+同時再建手術をして、
この度、シリコンインプラント入れ換え手術も無事に終わりました。



私は術後の治療をしていないし、
今のところ乳輪乳首の再建はしないつもりなので、
とりあえず治療は終了です。


もちろんこれからも定期検診は続いていきますが(^_^;)))






私は32歳(しかも独身w)で全摘出をしたので、
何だかすごい決断をしたと思われてしまい、
「すごいね!」
「尊敬する。」
「よく決断したね!」
「私だったら決断出来ないかも。」
というようなことを色んな人に言われるのですが、
私は、先生に言われたことをそのまま先生にお願いしただけで、
私自身が何かを決断したわけではないです。



私は病気のことで泣かなかったし、
あっけらかんと病気のことを話していたので、
前向きに病気と向き合ったと思われがちですが、
私はただ先生のいうことに従っただけです。
それだけです。
そこに前向きも後ろ向きもありません。






病気の話をすると色んな人から
大変だったね!
と言われます。


入院前には色んな人から
頑張ってね!
と言われました。





気持ちはありがたく受け取りますが、
私が大変だったことも、
頑張ることも何にもないんです。



確かに乳がんと告知されたのも、
右胸を全摘出をしたのも私です。
悲しかったし、悩んだし、落ち込みました。
けれど、それによって大変な思いをしたのは、
頑張ってくれたのは、
ケアやフォローをしてくれたのは、
周りの人たちです。




親は必ず病院に付き添ってくれました。
入院中もほぼ毎日病院に来てくれました。
乳がんと告知された時、私よりも辛い思いをさせたかもしれません。
友達からはLINEや手紙、お守り、たくさんのものを受け取りました。
いつも気にかけてくれて、励ましてくれました。
手術をしてくれたのは先生と看護師さんです。
新しい胸をつくってくれたのも先生と看護師さんです。
入院中、お世話をしてくれたのは看護師さんと病院のスタッフさんです。
ご飯を持ってきてくれるし、体拭いてくれるし、髪洗ってくれるし、乾かしてくれるし、お殿様状態(;´∀`)
私が病欠の間、職場のスタッフはタイトなシフトで働いてくれました。



私はただただ、みなさんに助けられていただけです(^_^;)))


周りの人たちの優しさ、親切、医療の進歩、
あらゆるものに助けられて生きています♪


本当に本当にありがとうございます(*´ω`*)




病気になって良かったとは思えないけれど、病気にならなれば気付けなかったことがたくさんあったことも事実です。


そういうことをこれからも忘れずにいたいです(*´∀`)