皆さんお久しぶりです。
と言っても誰も見てないかもしれないけど
調べたことをメモ代わりに残しておきたく投稿することにしました(笑)
いよいよ明後日は関東学生剣道優勝大会。
大学の団体戦はやっぱ胸が躍る。
最有力候補は
ズバリ【法政大学】
昨年、圧倒的な強さでインカレ優勝を果たしたメンバー7名のうち、
卒業した阿比留宏貴を除く6名が残る。
その中には全日本学生チャンピオンの矢野将利(4年/福大大濠)をはじめ、
昨年の全日本2位の鈴木龍哉(4年/九学)、関東3位の三宅涼介(4年/龍谷)、
同じく関東3位の高橋京太郎(3年/秋田商)と、
同チームに個人戦3位以内入賞者が4人いるという、
個人の強さにおいてはダントツNo.1のチームである。
ここまでの個人成績を持つチームは、長い学生剣道の歴史の中でもそう多くはない。
今、私の記憶の中でパッと思い浮かぶのは
安藤翔率いる2012年の国士舘大。
あの時の国士舘は、全日本チャンピオンが2名(安藤翔4年、藤岡弘径4年)
全日本3位の中澤公貴4年、関東2位の菅野隆介3年、同3位の土谷有輝3年(翌年2位に)、
関東BEST8の國友錬太朗4年、武田直大4年という7名全員が個人BEST8以上。
しかも安藤は後の世界チャンピオン、國友は後の全日本選手権者である。
まさにモンスターチーム。
実際は菅野が控えに回り村上泰彦が五将に入ったわけであるが。
このモンスターの前に敵はいなかった。
全日本、関東ともに団体戦で国士舘大の圧倒的優勝。
今思い出しても凄まじいチームだった。
また、最近では、星子啓太、松﨑賢士郎という
世界ツートップが大将、副将を務めた2019年の筑波大。
全日本個人は1位星子、2位松崎、そして3位に白鳥湧也と、
ワンツースリーを独占したあの時の筑波大をもってしても、
関東は制したが、インカレで本間率いる中大に敗れるという、
勝負には絶対ということはないという教訓のような出来事を思い出す。
さて、話が脱線したが、
今年の個人の実力では圧倒的な法政である。
ちなみに、前出の4人以外に今年の全日本学生選手権の出場者が2人いる。
鮫島雅貴(3年/九州学院)、中尾王真(2年/九州学院)で、いずれも関東個人BEST16。
2人とも九州学院時代に大活躍している。
鮫島は全中個人チャンピオン、中尾はインターハイ個人2位と世代トップレベル。
そしてレギュラーの7人目を狙うのは、
宇賀神直也(4年/小山)、大古啓人(3年/翔凜)、
西浦尚希(2年/龍谷)、林寛太(2年/育英)、
荒井孝征(3年/佐野日大)あたりだろう。
まさに盤石の布陣と言える。
法政の選手を見ていると、質の高い稽古をしっかりとやっていることが窺える。
特に大将の矢野の安定感は抜群。彼は体幹がしっかりしていて全くブレない。
今年の学生チャンピオンという称号はもちろん素晴らしいが、
昨年3位、そして関東3位と、3位以内3回という抜群の安定感がスゴイ。
法政は団体戦でも、昨年のインカレ優勝と、
現3・4年が主力で臨んだ2年前の新人戦優勝のタイトルも獲っている。
そして、ハッキリ言って昨年の優勝時よりも戦力は高い。
さて法政以外の優勝候補をざっと一通り見ていこう。
法政大に続く有力候補が中央大
そして筑波大、日本体育大。
ダークホースが順天堂大、
さらには、国学院大、専修大というところだろうか。
トーナメント表を4つのブロックに分けて見てみると
左上ブロックからは筑波大。
東海大がどこまでくらいつくか。
左下ブロックは、日体大、いや順天堂か。
今までならば日体大と言っただろうが、
順天堂の秘めたる力が凄まじい。
ハッキリ言ってどちらが上がるかわからない。
右上ブロックは、
専修大か国士舘大。
駒澤大と明治大にもチャンスあり。
右下ブロックが超激戦区。
法政大と中央大の激突。
なぜこの段階でこの両者をぶつけるのか。もったいない。。。
そこに国学院が絡んでくるという展開か。
もう少し掘り下げて戦力分析をしていこう。
【中央大学】
大将はおそらく昨年も大将を務めた小畔直(4年/福大大濠)だろう。
小畔は法政の矢野と如水館出身。大将小畔、副将矢野で小学生日本一に輝く。
2人は小学校から高校までずっと一緒だった。
矢野は首一つ違う大きな小畔を見上げ、
ずっと彼の後を追いかけ続けてきたのではないだろうか。
小畔は大学2年時に全日本個人3位に輝く。
しかし、大学3年生になって矢野が覚醒し大学チャンピオンに輝いた。
今現在の実績では矢野の方が上にきてはいるが、
もしも中大・法政の大将戦となったら、
手の内を知り尽くしている2人の戦いは全く予想できない。
皆感じていることかもしれないけど、
今年の中大は日本一の高身長軍団である。
私が知っているだけで180cm以上の選手が8名いる。
高い順に、
北原隆磨(184cm/1年)、佐伯凜太郎(183cm/1年)、
山本莞典(182cm/4年)、小畔直(181cm/4年)、
川口舜(180cm/4年)、山野慎治(180cm/3年)、
中西健吾(180cm/4年)、守安泰輝(180cm/1年)。
思わず絶句する。こんなチーム見たことない。
ちなみに北原修監督が181cm。
集団で歩いていたら、バレーボールチームと間違えられそうだ。
たまたま高身長の選手が集まったのか。
いや、勝手な推測であるが、
監督自身が高身長の選手として数々の実績を残してきたのだから、
高身長の選手の戦い方を一番理解している北原監督のもとに、
高身長の選手が集まってきているとも言えるのではないだろうか。
さて、話を戻ずと、
小畔に続く有力選手が
川口舜(4年/東山)
山野慎治(3年/九州学院)) IH団体優勝
福岡勇馬(2年/九州学院) 全日本学生個人BEST8、関東学生個人BEST8、IH団体優勝
山本莞典(4年/郁文館)
そして
林尚輝(2年/福大大濠)
森大翼(2年/福大大濠)
2人は如水館~福大大濠で大暴れしてきた。
林は関東学生でBEST16に入る。
森は今年の東京都学生選手権で優勝。
そして福大大濠と言えば、
宮本颯太(3年/福大大濠)
さらに1年生の2人。
守安泰輝(1年/福大大濠)
佐伯凜太郎(1年/福大大濠)
守安はご存じ、昨年のインターハイ個人チャンピオンである。
中大は福大大濠だけでもチームがつくれそうだ。
そしてそしてもう一人期待の1年生
北原隆磨(1年/三養基)
も忘れてはならない。
おっと中大だけで時数オーバーか。
ここから先は有力チームの有力選手のみを紹介していく
【筑波大】
昨年の関東団体優勝校である。
優勝を経験している筑波の主力の4人は強力だ。
平尾尚武(4年/九州学院)
阿部泰悟(4年/育英)
田城智也(3年/福岡第一)
高島壮右馬(2年/九州学院)
平尾は今年の関東個人チャンピオンにして、全日本2位。
法政の矢野と今年度のトップを争う存在だ。
九州学院の大将として高校時代に華々しい活躍をするはずだったが
コロナで大会がことごとく中止。その鬱憤を大学で晴らす。
田城は全日本個人3位、関東BEST8と個人の実績もしっかりと残している。
田城兄弟、藤島兄弟は福岡が同時期に生んだビッグスターである。
両兄弟の兄と池田兄弟が同じ学年で同じ福岡にいたことを考えると、
あの時の福岡はとんでもない激戦区だったなあ。とまた過去の思い出に浸っている場合じゃない。
高島は全中およびインターハイチャンピオンと世代トップをひた走る。
IH決勝で同門の中尾を破った飛び込みメンと返し胴はあまりに芸術的で、
ハッキリと目に焼き付いている。
さらに、
菅野透馬(3年/桐蔭学園)
松尾瞳太(3年/福大大濠)
蔵座透真(2年/明豊)
荒木千葵(2年/日章学園)インターハイチャンピオン
らがいる。
もちろん十二分に優勝を狙えるチームである。
【日本体育大】
日体大の一番の有力株は
藤島心(3年/福岡常葉)だろう。
今年の関東選手権では決勝で惜しくも平尾に敗れるも堂々第2位。
福岡で有名だった藤島兄弟は、大学に入ってから全国区の強豪として名を馳せた。
私が初めて心くんを見たのは、彼が高1の玉竜旗。
「こ、これが高1だって?怪物じゃないか」
そのキレのある動きに度肝を抜かれた。
緒戦、対PL学園 藤島心が5人抜き
3回戦、対中央学院 藤島心が5人抜き
4回戦、対花巻北 藤島心が5人抜き
ここまで15人抜きで取得本数26本。
5回戦、桐蔭学園の先鋒に勝利するも次鋒の久川泰史に1本負けで力尽きる。
ホントに凄い1年生がいたものだと感心した。
大学に入ると藤島心は1年生で全日本個人BEST8。
この時は3年生の兄の剣もBEST8。
そして剣が2022年関東個人2位。心が翌年の関東2位と、兄弟お揃いぶりにも驚かされた。
少年時代からのライバル田城智也(筑波大)との激戦がまた見られるのか楽しみだ。
ちなみに直近では関東選手権の準々決勝では藤島に軍配が上がる。
日体大の藤島心に続く有力選手は、
川崎将太朗(4年/龍谷)関東個人BEST8
松栄翔(4年/高千穂)
船木成太朗(4年/水戸葵陵)
谷川聖樹(2年/育英)
江島瑠海(4年/島原)
本村嘉偉(4年/桐蔭学園)
柴田琉成(3年/磐田東)
木村理吟(4年/翔凜)
というところか。
【順天堂大】
とにかく昨年の関東新人戦には驚かされた。
決勝戦の相手は中大。
中大選手との高校時代の実績の差は歴然。
私を含め多くの人が中大優勝を疑わなかっただろう。
ところがふたを開けてみれば順天堂大の圧勝。
あれよあれよという間に、
勝負がかかった中大自慢の後ろ3枚(中西、福岡、山野)が
バタバタと崩れ落ち、結果4-1で順天堂が中大を圧倒したのだ。
また2年前の新人戦も3位となっており、
今年の主力である3、4年生の本領を発揮する大会がいよいよやってきたという感じである。
また、今年度から筑波大から順天堂大の助教となり指導を担うのが佐々木陽一朗だ。
佐々木は高輪高校時代にインターハイチャンピオンに輝き、
筑波大では同期の筒井らとともに全日本、関東と2冠に輝く立役者となった実力者だ。
佐々木が指導人に加り、順天堂大がどこまで進化を遂げたか、この大会で明らかになる。
選手候補は次の通り
久川泰史(4年/桐蔭学園)
槻舘駿(4年/本庄第一)
伊東拓馬(4年/明豊)
阿部凜生(4年/福島西)
池田丞士(3年/長崎南山)
大沢柾也(3年/東海大浦安)
中丸真大(3年/小山)
小林遼太郎(3年/本庄第一)
最も注目する選手が、3年の池田だ。
長崎南山中で全中団体3位となり、高校時代は島原を破ってインターハイ出場した。
小柄ながら鋭い剣裁きシャープな振り、大型選手にも一歩も引かない度胸、
そしてとてつもない勝負強さは、中大の宮本兄弟を彷彿とさせる。
昨年の新人戦決勝では中大の山野を破り、また全日本団体では法政の中尾を破っている。
誰と対戦しても簡単に負けるとは思えない安定感がある。
昨年の新人戦のようなチームワークが発揮された時の順天堂大は
ハッキリ言って怖い存在だ。台風の目となるか。
国士舘大、国学院大、専修大にも言及したかったが、
今回は時間切れでした。
9/8(日)は学生剣道を心行くまで堪能しよう!!
(文中敬称略)