東京の初雪は御覧の通りの荒れ模様。
こんな天候にもかかわらず果敢にも車に乗って向かった先とは!
トム・フーパー監督による2012年版ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」。
第85回アカデミー賞8部門ノミネート、
そのアカデミー賞の前哨戦と目されているゴールデングローブ賞では
ミュージカル部門作品賞、主演男優賞、助演女優賞の3冠を達成したという話題作。
俺はレミゼと言ったら15~6の頃に原作を読んだくらいで
映画もジャン・ギャバン主演の作品をむか~し1回観たっきり。
本作ではヒュー・ジャックマンがジャン・バルジャンを演じるらしいので
どんな感じになってるかちょいと楽しみ!
そういやジャン・バルジャンつったら別所哲也さんのも有名だよね。いつか観てみたいなぁ。
映画は3時間を超す大作となっていたけど、これがまぁ良かったのなんのって。
作品はミュージカルベースって事で台詞は全編歌によるもの。
演奏も良かったし役者もさすがの実力派が揃っていたね~。
まずはファンティーヌ役のアン・ハサウェイが素晴らしかった。
息を呑む鬼気迫る演技、そして見事な歌唱力。
髪を切るシーンは見ていて本当に辛かったもの。
あとガブローシュ役のダニエル・ハトルストーンって子役さんが
吸い込まれるような可愛いらしい歌声の持ち主で、
演技もしっかりしておりガブローシュの小憎らしさを見事に表現!
そして俺的に一番心に残ったのはエポニーヌ役のサマンサ・バークス!
細かい表情や献身的な姿、そして心を打つような切なくも強く慈愛に満ち溢れた歌声。
不覚にもエポニーヌの最後のシーンでは肩甲骨に水たまりが出来るくらい涙してしまった。
エポニーヌ役にはテイラー・スウィフトがなるんじゃないかという噂もあったみたいだけど、
実際テイラーが選ばれなくて良かったと思う。
だってテイラーじゃ役に対してちょっと華がありすぎちゃうもの。
マリンスタジアムで生のテイラー観た事ある けど、あの可愛さはハンパじゃねぇぞ(-゛-;)
あとはヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンが見事だったのは言わずもがなで
ラッセル・クロウのジャベールがドハマリだったのも見逃せない。
しかしこれ口パクにしちゃ歌と口の動きが合ってるな~と思って観てたら
やっぱり実際に生で歌ってたのね。
小型のイヤホンを耳に装着して、
そこから流れる電子ピアノの音を聴きつつ歌いながら演じたから
感情をストレートにメロディに乗せられたんだとさ。凄いね~。
この他の主要な演者さん達やエキストラの皆さんも素晴らしく、
ラストの大合唱はまさに圧巻!実に見応えのある映画でした。
あと超余談だけど、アン・ハサウェイを筆頭に
出演しているオネーサン達のオッパイが全員ボインボイ~ン。
どこ見てんのかって、しょーがないだろ!激しかったんだから!ʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
映画「レ・ミゼラブル」
オフィシャル(音声注意):http://www.lesmiserables-movie.jp/