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ーーーーーーーーーー日経より一日早い株式億万長者マガジンーーーーーーーーー

  2006年10月14日(土)  番外編~~土曜版 

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こんにちは、ケンケンです。!昨日の米国市場は2日連続でダウ平均が史上最高値を
更新、12000ドルまで後一歩のところまで到達した。NASDAQ市場も好調なダウに
引きずられ続伸。需給が好転する中で上値を追う展開で終了した。

■米国ダウ平均13日 終値 11,960,51ドル(前日比12,81ドル高)

■米NASDAQ 13日終値 2357,29ポイント(前日比11,11ポイント高)

米国株式市場は寄り付きは小売売上統計が市場予想を下回ったことから前半下げ
基調で推移した。後場に入り好調な企業業績や来週発表の主要ハイテク企業の
業績予想が市場予測を上回るとの観測から先回り買いと思われる買いが断続的
に入りプラス基調に。さらに史上最高値を更新したにも関わらず利益確定の売りが
少なく市場心理が大幅にプラス改善、買いが買いを呼ぶ展開となった。
NASDAQ市場も米経済が底堅く推移しているとの観測から通信、電機、ネット関連
など幅広く物色の矛先が向かい先高感の強い展開となった。
原油価格の落ち着きもプラスに作用している。、年末のクリスマス商戦までこの
ペースで景気が拡大すれば企業業績も利益拡大を目指すとの指摘も多く、株式
に今後も資金が流入しよう。ダウ平均は週明け早々に12000ドル台に乗せる
公算が強いが、そこでさらに上値を目指すか、一進一退を辿るかは機関投資家
でも意見がわかれている模様。急ピッチな上げであることから小幅調整して、年末
に一段高を予想する投資家が多い。


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■原油先物 NY先物 1バレル58.57ドル(前日比+0.71ドル高)

小幅反発。値動きが悪い中、投機資金が株式相場に流入、商品相場は商い閑散
状態だ。ただ今回の上昇相場の中で安値、高値を書き出すとちょうどいい押しに
現在の価格はある。この価格帯が今後の相場のスタート地点となる可能性が高い。
既報の通りカナダ国境に近い五大湖周辺で記録的な大雪が起こっており、今年も
再び米国を猛烈な寒波が襲うとする観測もあり原油相場には支援材料だ。
首都ニューヨーク市でも冷え込みが強く今朝も5度を下回るなど、需要拡大は
心理的にも弱気から転換させる可能性も出ている。

■金価格  NY先物 1オンス 592,7ドル(前週末比+12.40高)

2日続伸、大幅高。シンガポール市場の金ETFが順調な滑り出しであることを好感。
実需の買い支えもあり大幅続伸して終了した。北朝鮮問題など地政学的リスクが
支援材料だが北を巡る駆け引きはすでに米国有利で進んでおり市場は材料視して
いない。仮に核実験を何度か再開しいても影響は限定的だ。為替価格が大きく円売り
に傾くといった状態にならない限り問題はないだろう。NY金先物の残高が200トン
強と上昇相場時の半分以下に落ち込んでいることを懸念する向きもあるが、資金
退避でもこの相場を維持しており、インフレ懸念や中東の地政学的リスク、米国の
財政赤字、貿易赤字がクローズアップすれば再び投機色の強い相場となろう。
商品相場全体で見るとゴールドの動きが一番鈍かった。言い換えれば上昇幅が
少なかったともいえる。いずれにしても来年は一相場ありそうな気配だ。

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