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ーーーーーーーーーー日経より一日早い株式億万長者マガジンーーーーーーーーー

  2006年10月7日(土)  夕刊~~番外編 

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こんにちは!ケンケンです。昨日の米国市場は高値警戒感が強いものの
先高感を見越した買いも入り売り買い拮抗
終値は前日比-16.48ドル安の
11850。21ドルで終了した。ハイテク市場のナスダック市場も小幅続落、
-6.35ポイント安の2299.99で終了
した。
全体的にはは底堅い米国経済を評価し年金資金や投信の買いがしっかり入った
模様だ。一方、個別ではルノー・日産連合と資本提携を見送ったGMが6%を超える
下げで急落。一連の流れを受けGMの大株主であるトラシンダが株式の買い増し
見送りを表明、あわせて同社が送り込んだ役員も撤収させる報道が出たことから
先行き不透明感が出た模様だ。

■原油先物 NY先物 1バレル59.76ドル(先週末比-0.27ドル安)

小幅反落。米国のシンクタンクによる気象予想が出て今年の冬は暖冬との観測
から需要緩和観測が台頭、再び60ドル割れで終了した。北朝鮮の核実験問題は
材料視されていない。北朝鮮はすでに地政学的リスクではないとの認識が強い
ためだろう。実験実行で米国にとってはむしろ優位に話が展開するといった見方
も強く、相場の圏外にある。ドバイ市場も下落、国内ガソリンも軟調だ。

■金価格  NY先物 1オンス 576,8ドル(前週末比+1.30高)

小幅続伸。安値を受け現物需要が下支えしている。月足チャートを見ると金相場
はしっかり押し目に入っている。買い材料と売り材料を見比べると圧倒的に買い
材料が優位にある。相場としてではなくリスクヘッジとして取り組みたい。
円安懸念、ドル安懸念、インフレ、地政学的リスク、すべてを織込み容認する
相場はいかの世界には金しかない。
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●生活保護支給世帯100万世帯を突破・・・
富裕層の取り込みに急ぐ金融機関の裏側で確実に二極化が進行。生活保護世帯
が100万世帯を突破した。財産ゼロ認定を受け諸手続きで国の経済支援を受ける
ことが可能だが今後も増えそうだ。貯蓄ゼロ世帯がいまの日本は20%もある。
治安がいいので経済困窮が隠れているが、ジリジリと格差が広がり問題も顕在化
しよう。団塊の世代の大量退職で現世代は逃げ切りだが、その後の世代は、
インフレを考えればほぼ年金だけでは自立不可能だ。やっぱり株で生計を立てる
くらいの意気込みが必要な時代に来ている。
●この連休あたりで核実験実施か?
諸般の下りは新聞、テレビでご覧いただきたい。米国はどうやら北朝鮮に核実験
を実施させ追い込む方向のようだ。過去にもこの瀬戸際外交で騙されたことがある
米国は、中国を担保に話を進めるのだろう。6カ国協議だの日本だのは、ホントは
米国はどうでもいいのだ。潰されたメンツを取り返すために動いている。だから
重要閣僚は米国から誰も来ていない。ライスの電話も中国には入っていないだろう。
一方、靖国問題を担保に週明けから外遊の安倍首相の手前、国連決議も日本優位
で働いたようだ。もしかすると政治の駆け引きを、いまの安倍政権は最大限に活用
するのではないか?常にバーターで掛け合うアジア外交を手本にして・・・。
だとしたら日本は相当、『美しい国』になると思う。曖昧な表現だとして国会で随分
叩かれているが、新政権の政治手法を見定めたいところだ。


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