先月末の1月31日にバイクで鎌倉を通過してきました。
鎌倉って、ワタスにとってなかなか敷居の高い場所です。
超人気スポットなので観光客がたくさんおり、古い作りの道路は狭く、万年交通渋滞しているイメージがあるので、意識的に避けていました。
鎌倉のシーズンオフってあるのか分かりませんが、でも、冬季の平日なら少しは空いてるかな?…つ〜ことで、
有休消化の日を有意義に過ごすために、大げさですが意を決して通過してきましたw。
この日の天気は穏やかな晴天、真冬にしては気温が高く、ジミーのイカれたw温度計で最高17°を表示していました。
平日に渋滞しやすい幹線道路は比較的空いていて、鎌倉市内に入ってもクルマの流れはスムーズでした。
ただ、花粉が飛び始めているみたいで、目が痒くて涙を滲ませながら走ってきました。
バイクを駐めたのは『建長寺』(けんちょうじ)です。駐輪場は無料ですが、拝観料に500円が必要です。
隣りに見える校舎は鎌倉学園、サザンオールスターズ桑田佳祐の母校です。
建長寺は正式名称を『巨福山建長興国禅寺』(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)といいます。こちらは入り口の『総門』。
建長5年(1253年)に鎌倉幕府5代執権“北条時頼”に創建されたわが国最初期の禅寺、臨済宗建長寺派の大本山です。
初代住職は日本に招かれた中国・宋時代の僧“蘭渓道隆”(らんけいどうりゅう)。
境内は、総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍(がらん:寺の建物)配置となっており、宋時代の禅宗寺院を模しています。
建物は数度の火災などにより多くが消失しましたが、江戸時代、徳川幕府の後援などで再建復興しました。
総門をくぐると国歌「君が代」の歌詞にある“さざれ石”がありました。
総門の次に『三門』が現れます。重要文化財指定、安永4年(1775)に再建しています。
三門とは仏教用語の“三解脱門”(煩悩から解脱した覚りを開くための三種の修行「空門」「無相門」「無願門」)の略です。
この門の下を通ると心が清浄になるそうです。
くぐったからワタスの汚い心が少しはキレイになったかもw?
門の下には“おびんずるさま”がいました。自分の体の痛い部分と同じ部位を撫でると治るそうです。あまり痛いとこないけど全身撫でてみましたw。
唐破風とは、日本建築で切り妻の屋根の端に、山形に取り付ける破風に丸みをつけて造形したものを言います。
蘭渓住職が、野菜の皮やヘタを無駄にしないようにと発案した精進料理です。このカフェのけんちん汁は建長寺のお墨付き。
大根やニンジン、レンコンなどの根野菜が入り、ごま油の香りづけが食欲をそそります。セットのオニギリや沢庵は、今の時代には珍しく塩が効いてて、修行僧の食事って感じがしました。
今回の記事はここまでです。
あ〜、その②に続いちゃうのかな〜?
(終)