「湯かけ祭り」川原湯温泉♨09.01.20


ここ数日…

草津温泉の記事が続いています。

が…

今回の遠征の一番の目的は…

実は、これでした。










「湯かけ祭り」川原湯温泉♨


毎年「大寒」の1月20日の早朝に行われる…

川原湯温泉の「湯かけ祭り」です。

川原湯温泉は、

草津温泉に向かう途中にあります。

いつも…

気になっていたのですが…

一度も行ったことはありませんでした。

去年の11月草津温泉に行った時

どこかでもらった…

「川原湯温泉」のパンフレット

今回、

行くきっかけになりました。

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御存知の方も、いらっしゃると思いますが…

川原湯温泉は、あと数年後…

八ツ場ダムの下に沈んでしまいます。

その前に…

「湯かけ祭り」川原湯温泉♨行きたいと思っておりました


そんな訳で、

当日の1月20日… 日付が変わったと同時に…

仕事を終わらせ…

深夜の関越自動車道を走っていきました。

湯かけまつり開始はAM5:00です。

…が

15分ほど遅れて

川原湯温泉駅前に到着…

国道から、

ゆるい上り坂を登っていくと温泉街です。

途中…

お祭りを見学するために来た車がたくさんとまっておりました。

そして…

温泉街入口には、

こんな看板が…

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お祭りの会場の

共同浴場「王湯」前には、

たくさんのお祭り見物客が…

到着したと同時に…

ふんどし姿の男達が…

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そして

神主さんが「たる酒」を


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そして、

見物されてる方にお酒を振る舞っておりました。

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kenkenは、運転があったので…

「みかん」を…

そして…

紅白に別れた男達が…

合図と共に… お湯を掛け合います。


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「お祝いだ、お祝いだ」とかけ声が温泉街に響きわたります…


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すごい迫力です。

眠かったkenken…

一気に目が覚めました。




「湯かけ祭り」とは…

源頼朝が温泉を発見して400年が過ぎたある日のこと、突然温泉が出なくなってしまいました。村人達は困り果てましたが、そのうちのひとりが温泉の匂いをかいだところ、ニワトリの卵をゆでた匂いがします。そこでニワトリを生贄(いけにえ)にしてお祈りしたところ、お湯が再び出てきたので、みんながお祝いすることになりました。初めは「お湯わいた、お湯わいた」と言って喜んでいましたが、そのうち「お祝いだ、お祝いだ」と言ってみんなでお湯をかけるようになりました。これが、厳冬の朝、賑やかに行われる奇祭「湯かけ祭り」の始まりということです。

川原湯温泉観光協会パンフレットより 一部抜粋



このお湯…

紅白に別れた男達がかけあいますが…

勢い余って「見物客」にも…


いや…

容赦なく… こちらに向けて… お湯が飛んできます(汗)


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でも…

このお湯があたると「福が来る」とも言われています。


ちなみに…

撮影に必死になっていたkenkenは、

頭からずぶ濡れでした(笑)


これで、

今年は…

福が来ること間違いなしかな?


そんな訳で

その後行った

草津温泉の写真の

写りが悪ったのはこの影響でした…

慣れている見物客の方は、

しっかりビニールで「デジカメ」を包んでおりました。

そして…

「レインコート」をしっかり着ておりましたよ…

来年はこれでないと…

お祭りが始まって…

約一時間…

最後には、

紅白の「くす玉」目がけてお湯をかけます。

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そして…

その中から…

ニワトリが出てきます。

それをたくさん捕まえた方が勝ちとのことです。

ですが…

濡れたkenkenは、

暖をとりに、行っていたので…

結果が???

こちらが…

暖をとっていた…

お祭り会場近くの「旅館」の前です。

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宿泊していないkenkenにも…

甘酒を振る舞ってくれました。

かじかむ手が暖まりましたよ…

地元旅館の皆様に感謝です


ありがとうございました


運転があったkenkenは、

甘酒は、そのまま持って帰りましたが…

とても…

人情味のある温泉…

そして

迫力のあるいいお祭りでした。

数年後、ダムの下になくなるかと思うと、とても残念です。


温泉が残ってる限り…

また、行きたいと思ったkenkenでした。




ニュースにもなっていましたよ




湯かけ祭り:「お祝いだ~」--長野原・川原湯 /群馬

 大寒の20日早朝、長野原町の川原湯温泉で、下帯姿の男たちが湯をかけ合う「湯かけ祭り」があった。

 午前5時半ごろ、氷点下2度の寒さの中、紅白に分かれた約60人が「お祝いだ」と気勢を上げ、源泉「王湯」から木桶(きおけ)でくんだ湯を豪快にかけ合った。辺りは湯煙に包まれ、しぶきを浴びた観光客の歓声が響いていた。

 約400年前から続く伝統行事。湯が止まって困った住民が鶏を神前に供えたところ再びわき出し、「お湯わいた」と喜んで湯をかけ合ったのが始まりという。

 八ッ場ダムが完成すると、周辺は湖底に沈む。数年後には温泉街ごと代替地に移る予定で、長い歴史を持つ現在の場所での祭りはあと数回しかない。観光で来た栃木県小山市の教員(39)は「ダムに沈んでしまうので、数年前からずっと来たかった。想像以上に迫力があった」と興奮気味に話していた。【伊澤拓也】

毎日新聞 2009年1月21日 より 一部抜粋




是非、みなさんも行ってみてくださいね…