昨年末より浮按試力を練習していますが、先ずは「浮」の能力に特化して練習します。先月は組手に於いてその能力の使い方を練習しましたが今月は推手の中でその能力を維持させる練習をします。

単純に上下させるだけでなく、合力、推力、提力がどの位置でも存在するように点検をしながら練習をして下さい。昨日練習した下から上へ突き上げる打拳(佐藤聖二先生より澤井健一先生から「これも劈拳だ。」と言われたと伺いました。)も浮(提)の条件か揃わないと単なる突きとなってしまいます。手の形が違うだけで要求されることは同じです。佐藤聖二先生は「ソケットを変えるだけ。」という表現をされていました。試力は站椿で得た力を試す練習です。一動作一動作丁寧に練習していきましょう。