童門冬二さんは著書「男の詩集」の中で彼が暗記した詩を多数紹介しています。その書の中に土井晩翠の「星落秋風五丈原」があります。彼が旧制中学時代、習った国語教師は「詩は、すべて暗記して、暗誦するところに意味がある」と主張していたそうです。その教師はこの超長文の詩の暗記を生徒に求めました。多分3000文字はあると思います。童門さんはこれを全部暗記して周囲を驚かせたというますから凄い暗記力です。天才の脳は凡人とは違いますね。私は三国志そのものを余り知らないので覚えたいという気持ちは起こりません。
長い詩は覚えるのも大変なので短い詩に挑戦しました。大阿蘇(三好達治)と千曲川旅情の歌(島崎藤村)です。若い頃絶対覚えられなかった詩が、50年余り経って本記憶法のお陰で覚えることが出来ました。両詩とも暗記始めから6~7日目の暗唱です。
嗚呼この暗記法を若い頃知っていたら自分の人生はもっとまともなものになっていただろう。