【韓国人の採用試験】
日本に本社のある会社の韓国支所で1名の求人があった。
韓国人と日本人がそれぞれ希望したが、2人とも年齢も資格も同じだったので試験を受けるよう言われた。
試験の終了した段階で、二人とも答えられない問題が一問あった。
試験を担当していた部長が韓国人のところに行って言った。
「ご応募ありがとう。でも、今回は日本人の方を採用することになりました」
韓国人が言った。「どうしてですか? ぼくたちはどちらも九問正解しています。
ここは韓国でぼくは韓国人なんだから、
ぼくを採用するべきじゃないですか!」
部長が説明した。「正解ではなく、君たちが答えられなかった問題を見て決めたのです」
「じゃあ、どうして一方の間違いがもう一方よりいいんです?」
「簡単だよ。日本人は五問目に『分かりません』と書いた。
君のは、『ぼくも分かりません』と書いてあったからだ。」