スティーブマックイーンがファッションアイコンなのはスタイルが普遍だったから!? | 自由が丘Denim Cellar.(デニムセラー)商品とトリビア

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昨日に引き続きスティーブマックイーン。
今回は彼のジーンズの着こなしについて少し。


スティーブマックイーンはやはりパンツの
シルエットになみなみならぬこだわりを持って
いたようです。

衣装だけでなくプライベートでもその一端は
垣間見れます^_^

1960年代プライベートフォトでは501XXを
履いている写真が残っているのですが、
(おそらく同じジーンズだと思われます。
衣装として何着か作った物なのかプライベート用
なのかは定かではありませんが)
これシルエットをかなり細くカスタムしているん
です。
それはアウトシームの耳のあたりが途中から
なくなっていることから確認できます。
そして裾もやはり短め。


このシルエットはほんとに好きだったんですね。

当時はジーンズを細くすることがよくあったんですね。
マーロンブランドもそうだし。

さらにプライベート写真集の中でよく履いている
オフホワイトのスリムパンツ。

俗に言う「マックイーンパンツ」です。
このスリムなシルエットがとてもお気に入りで
同じパンツを複数持ち、クリーニング店に出して
センタークリースを入れてもらっていたそうです。
このパンツ実は
リーバイス社の「6614B」と呼ばれる品番。
ベルトループの付いていないデザインで
スティーブマックイーンはこの中でも
コーデュロイ素材を愛用していたんだそうです。


さらにカツラギの生地バージョンも
履いていました。

※マックイーンはセンタークリースを入れて
  履いていたのでリーバイスの
「STA-PREST」とも混同されるのですが
  実際には品番が違うのでスタプレとは別物です。



確固たるスタイルを持つということは
それだけ印象に残り、
そのスタイル=スティーブマックイーン
になるということを知っていて
自己演出をしていたのかな
なんて想像してしまいます!

ほんとに50年以上経っても色褪せない
スタイリングには脱帽です^_^