LEVI'S501XX 基本のキ | 自由が丘Denim Cellar.(デニムセラー)商品とトリビア

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自由が丘でジーンズメインのセレクトショップをしています。
商品の紹介はもちろん。
ここではジーンズの歴史や気がついたこと。面白いジーンズネタなども話ます

501XXのすごさ
◯基本のキだけ^_^

 

 

501XX。言わずと知れたヴィンテージの王道ジーンズです。

 

偉そうなことは語れないけど、基本だけ。

まず501XXってそもそもどんな意味?

これね。
501はロットナンバーXXは生地が最高グレードであることを
意味しています。
1870年代リーバイス社には501品番と呼ばれるデニム生地と
581品番と呼ばれるダック生地の2つが存在しました。
ところがダック生地の581は早々と
姿を消し、デニム生地の501品番のみが
生き残って今も続いているんです。
したがって品番のついた1870年代から
XX表記がなくなる1966年までが
501XXと呼ばれるジーンズ
ということに大雑把にはなるのかな。

もちろん501XXと一言で言っても時代によって仕様や生地デザインは
さまざまあるのでそこはまた話せる時に。

ちなみに画像の501XXはおそらく1962年頃のもの。
見分けるポイントとしては
◯ギャラ無しの紙パッチ

 

 1962年に Every Garment guaranteedの文字が紙パッチから外れます。
◯センターベルトループずれ

 センターベルトループのずれは1958年頃から1962年までに見られた
 特徴で、その目的は糸の節約だったそうです。
 

以上の見解からこの501XXは1962年のものと思われます。

こんな風にして時代を突き止めていくのも
501XXの面白さですよね^_^

またジーンズについては語ってみたいなと思います。