年があけて早10日となりました。
年始に目標や志を立てた人も多いと思います。

「今年は、」「今年こそは、」と、区切りをつけて目標をたてることはとても大事ですね。

でも、それらの前にアレをしましたか?

アレとは、昨年のレビューです。

これ大きな成功のポイントです。

初詣に行って「こうなりたいのでよろしくお願いします」と祈るのはよいことですが、去年の初詣に行ってお願いしたことに対して、どうだったかを報告をして感謝を伝えましたか?それをした人が今年も願いを叶えてもらえると言われています。

やはりレビューが大事だということですね。

仕事でもPDCAサイクルを使ってレビューすることがあります。
それを使ってうまくいっている人は、どうぞそのままご活用ください。
そうではなくて、なかなかうまくいかなかったり、そもそもPDCAのあてはめがしっくりこず違和感を覚える人はいませんか? そんなあなた、はい、PDCAを使うのはもうやめましょう。
そもそもが工場などで品質維持や効率向上のために使われたとされるPDCA。ビジネスでも使えるとして利用が拡大したようですが、私は当初から違和感がありました。

 


何が違和感なのか分析してわかったことは、PDCAサイクルは「改善」に適したサイクルだということです。
何かをより良くすることには適していても、上昇をめざす改革突き抜けるブレイクスルーを常にイメ―ジする私にはあわないのです。

そこで自分に適した考え方を開発しました。それがPDREスパイラルです。
PDは同じですが、CAではなくRE。Rはレビューです。改善すべきことだけでなく、良かったことや、さらにP(プラン)していなかった予定外/想定外だったことも含めてレビューします。
ダメだったこともなぜダメだったのかよりは、どうすればうまくいくかにフォーカスし、良かったことはなぜ良かったかの分析とともにより良くするためにはどうすればよいか。起こったことのすべてを価値づけしそれらを最大化します。
これがEのフェーズ(価値づけ:Evaluation)です。

そして、それらをグルグル回すのではなく、スパイラルアップさせていきます。

レビューも後ろ向きに視点をおくのではなく、次のP(プランニング)のために行います。REPは連続的なのです。
次につながらないR(レビュー)は、落ち込むだけであったり自己満足であったりするだけなので要らないのです。

今年のP(プラン二ング)のためにはREすることが大事。
昨年のREをしてこそ、今年のPがより現実的なものになります。

これも一つの思考転換です。

こんなことを学んで身につけるアカデミーをやりはじめて9年目になります。
今年、久しぶりに新規の受講生を募集します。
ピンときたり何か心動いたらすぐに動くこと、これも大事ですよね。