あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

 


新年のご挨拶は、松の内と言われますが、
今年は1月10日が仕事はじめの人もいて、それらの皆さんは、もはや中旬にもなろうかという1月10日でも「あけましておめでとう」と賀詞交換するのかなぁと。でも、年が明けて初めて顔を合わす機会なので全然よいと思うのですよねぇ。
一般常識としての慣例には基本的には従う方がよいですが、そもそもなぜそうなのかと疑問をもたずにやっていることも多くありますよね。

その中には、みんながやっているから同じようにやっている、ということもたくさんあると思います。
たとえば、新年の挨拶として「新年明けましておめでとうございます」

これは今年も、テレビのアナウンサーだったり、政治家のSNSだったりでも見受けられました。SNSではそう書いた友人も多数います。みんなふつうに言ってます。

でもそれ、間違いなのですよね。

明けたのは「年」で、「新年」ではない。

年明けとは言っても、新年明けとは言わない。


明けるというのは、それが終わって新しく始まる的な意味なのですよね。
「夜明け/夜が明けた」は、夜が終わって朝がくること、
「徹夜明け」は、徹夜が終わった朝のこと、
「休み明け」は、休みが終わってあとの日のこと、
「梅雨明け」は、梅雨がおわって夏が来ること、
「忌明け、喪明け」などもありますよね。
「年明け」は、古い年が終わって新しい年が始まることで、「週明け」とかも同じですね。

と、こんなにいっぱい言わなくてもよいのですが、
つまるところ「新年明けまして」は間違っているのです。

でも、多くの人が使っているのでマネたり、親や先生から教えてもらってそのまま使っています。

神社へ初詣に行ってお賽銭を賽銭箱に投げることもやってはいけないことなのに、大半の人がやってます。
そもそもなぜ初詣に行くのか、なぜ天神さんが学問の神様で出雲大社は縁結びの神様と言われているのか、ほとんどの人がそう言われているから、と鵜呑みで行動しているのだと思います。
今のコロナでほとんどなくなりましたが、手水舎で柄杓に口をつけてすすぐ人もいます。鳥居で一礼する人を見ても、自分はしないままの人も多い。自分だけ違うことに気づかない人もいます。
神社系の話ばかりになりましたが、ビジネスでも同様です。

考えてみれば、みんなそうしているからとか、教えてもらったからとしても、その教えてくれた人は誰から教えてもらったか聞くこともなく、鵜呑みにしていることありますよね。
中には良かれと思ってやっていることが、実は意味がなかったり、逆にダメ方向だったりすることがあります。
人のフリみて我フリなおさない人もいますし、人のフリ自体が間違っていたり、マネてはいけないうまくいっていない人のフリだったりします。

おかしなことをしていたら子供だったら教えてくれます。でも大人になって、まわりは気づいていても多くの場合指摘してくれません。ビジネスシーンでは、お客様やパートナーは、黙って離れていくでしょう。クレーマーは神様と言われるゆえんです。根拠のある論理的なクレームは本来はありがたいものです。でも多くは、その理由を告げることなく、二度と買わない、二度と依頼しないとなります。リピートがないということです。実はあなたもそんなことあるかも知れませんよ。

自分で一般的な常識だと思っていることには特段意識を向けることはないので、自分では気づけないことの方が多いと思った方がよいです。

そこに、素材はいいのにビジネスが上昇しなかったり、うまくいかない原因があることがとても多いのです。

なのでメンターが重要な存在なのです。

モチベーションをあげるには褒めることが大事ですが、それだけではダメで、ツボなところはちゃんと指摘してあげられるのがメンターです。


ちなみに、変えないといけない「おかしな部分」について、
瞬間に変えられるものもあります。「新年あけまして」は使わない、とかがそうです。
でもその多くは意識とか思考なので簡単には変えられません。長めのスパンで寄り添って変えていく必要があります。

でも時間をかけても変わらないものもあります。年齢とともにそれらは多くなります。
頭が柔軟なうちに改善に取り組むのが理想です。性格にもよりますが 30代が一番効果的です。40代は本気になればまだ大丈夫です。50才を超えるとかなりタフになります。

変えないといけないことは、いくつかに分類されます。
一般的とは違ってもその人の特異性としてそのままでいいものもあります。
変えなければいけないけども、頑張っても変わらないこともあります。
変わらないだろうけども、何としても変えなければいけないこともあります。

これらの線引きが重要であり、それぞれに対して適切な対応をする、それらはまず自分一人ではできません。

これらはずっと対応してきてわかってきたことで、ワークライフメンターはとても大事であることをますます感じています。

今年から本格的に取り組みます。

まずはできるだけ多くの人のメンターサポートをしたい。
そして、メンターとしてサポートできる人を一人でも多くつくってそれらの人をサポートしたい。

今年の抱負であり、パッションでありミッションです。

ここでご共感いただける人がいたらいいなぁと思っています。