面接で「自分は負けず嫌いだ」と言う人は少なくありません。

自分を客観的に分析して言っている人と、
自己アピールだと思って言っている人と、
何も考えずに言っている人がいるように思います。

面接アドバイザーとかにそう言えと言われて言っていそうな人もかなりいます。
プロからするとそれはすぐにわかります。

採用側からしたら「自分は負けず嫌いだ」と言う人はどう映るのか、そこまで考える人はあまりいないのかなぁ、という印象がありますが。

でもそれが戦略だったら、重要なポイントですよね。

「自分は負けず嫌いだ」と言うのは、プラスポイントなのか、マイナスポイントなのか?

 


結論は、
「場合による」
です。

これだけで本が書けそうです。書籍まではいかなくても、少なくとも小冊子レベルでは間違いなく書けます。それだけ多様化しているということです。

でも、
これまで、さまざまな企業や場面で数百人と面接してきた中で、最初の面接で「自分は負けず嫌いだ」と言った人で、そのあと大成した人は記憶にありません。

なら、言わない方がよいのかというと、そうでもありません。そう言った人は採用しなかったのかというとそうではありません。ポイントはそのあとそれに続く問いの答えです。

これは、面接官のトレーニングのネタでもあります。

人を採用する際だけでなく、人材育成でも活きる内容です。
それらに関係する人は知っておいて損はないというか、知っておくべき内容だと思いますが、まずは自分で考察してみてはと思います。