2022.10.25 に書いたこの内容ですが、とてもアクセス数が多くて、
あらためて読んでみたら、まぁ備忘録的にしか書いてなかったので、
アクセスしていただいた人にちょっと申し訳なく思いますので、
加筆修正しおきます。（2024.6.26 加筆修正）
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ネットワーク接続のプリンタ NEC MultiWriter 5000N
これまでふつうに使えていたのに、アプリから印刷するにも一覧から消えている。
プリンタ一覧ドライバを調べてみたら、
「ドライバーは使用できません」
なんでや！
何か特別なことをしたわけではないので、
これは Windows Update のせいに違いない。
こういうときは、ドライバを再設定するのが一番。
とりあえずドライバの削除。
そして、あらためてプリンタの追加で検索。
（ここから、この事象が複数回あって、
症状が異なったので 二つにわけて書きます）
◆その１「やはりWindows Updateが悪さしてた」の巻
プリンタの電源を入れ、ウォームアップも終わったところで
プリンタの検索をすると、出てきた。
追加した。戻ってきた。おぉ一覧にも追加された。
テスト印刷もできた。よしよし。
なんだかわからないが、ネットワーク系のアップデートのせいで、
接続が切れたのだろう。対処は比較的簡単だった。
まぁしいていえば、プリンタのウォームアップが終わったところで
やるのがポイントかな。
要は、IPアドレスがふられて、ネットからプリンタが見える状態に
なってないと、検索しても見つからない、ということね。
◆その２「ドライバを入れなおすべし」の巻
その１と同様にやって「プリンタの追加」で接続できたが、
ネットワークで見つかって設定がされるものの
それでも「ドライバーは使用できません」と表示される。
もちろんテストプリントは出ず。
デバイスマネージャでドライバを見に行っても、
「詳細表示」だけで、更新ボタンはグレーアウト。
更新させてくれない。えいヤーとドライバを削除して、
PCやプリンタを再起動してみたが変わらず。
Windows Updateをやってみても効果なし。
トラブルシューティングさんもお手あげのよう。
これは、Windowsが食ってるドライバが古いか壊れている
のではないか。ドライバを最新のものに入れ替えよう。
NECのサイトにいくと、ドライバファイルはあるけど、
インストーラはない。これが一つの壁ですな。
CanonやEPSONのプリンタは、ユーティリティソフトが
あって、それを入れると同時にドライバも入ることが多い。
それに慣れているか、それが普通だと思っていると、
ドライバーだけ提供されても、どうすりゃいいのだとなる
のは当然ですな。
先ほどのデバイスドライバで更新するということを考えるが
なにせデバイスドライバくんが最新だと思っている以上、
こちらが用意したものを食ってくれない。
しかも、最近のOSはキャッシュ的設定が多大なので、
削除しても実は隠しもっているものを再利用することも多い。
つまり、メーカーからドライバファイルを入手したので、
Windowsに食わせたいけど、おなかいっぱいなので、
食いません、食い口がありませんということ。
そこでだ、
新しいプリンタとして、設定するしかない。
USBでローカル接続すればよさそうだが、USBだと途中で、
プリンタと接続しろと言ってくる。手元にはUSBケーブルもないし、
プリンタを動かすのもめんどくさい。
こういうときのレガシー利用。
LPT1: でダマしましょう。
これは、DOS/Vマシンのころから、ハード的にもソフト的にも、
プリンタはここにつないでねという専用ポートがあって、
それが今でも生きてる。
そのころの仕様のままなので、プリンタが生きていようが死んでいようが
もっといえばつながっていようが壊れていようが、知ったこっちゃない
として、PC内部の設定がなされる。
ということを利用して、
MultiWriter 5000N くんが、LPT1:につながっているふりをして
手動で設定し、ドライバもダウンロードしたファイルを指定して
手動で入れる。
これで新しいドライバを食わせられた。
そして、それとは別にネットワークにつながっている
MultiWriter 5000N くんをネットワーク検索で探させる。
ここでもちゃんと見つかるようにウォームアップしてからね。
そしたら、見つかった。よし。
そして、ドライバはというと、ローカルにつながっていると
思い込んでいるプリンタと同じヤツなので、そのドライバが
あるじゃんということで、それが利用される。
設定が終わった。テストページも印刷できた。
目出たし目出たし。
要は、最新のドライバファイルをローカルプリンタとしてダマして
食わせておけば、ネット検索でもそれが使われるということでした。
ついでの話。
最近、Windows Update は頻繁にあるけど、ネットワークや
セキュリティがらみのが裏で動いていると難儀なのよね。
まぁ作業の裏でやってくれるのは、いいことでもあるけど、
結局、表の作業に悪影響がある。
Zoomなんかにも大きく影響があることもあるので気を付けないと。
こちらはしゃべっているつもりでも、相手には途切れ途切れだったり
ボソボソと聞こえたりすることがある。
奥ゆかしい日本人ははっきり「聞こえません」とは言わず、
前後関係から補完して解釈したりする。
なのでこちらは気づかない、なんてこともよくありますからねぇ。
おススメは、Zoomなどオンライン会議のときは、
その直前に、WindowsUpdateを手動で動かしておく、
ことなんですよね。