会社員をずっとやっている人が起業するには、
さまざまな知識も必要ですが、
事業をうまくいかせるには、思考転換が必要です。

起業セミナーとかでは、よく意識を変えよう、と言われますが、そこで変わる意識は瞬間的なもの。

起業だけでなく、意識を変えようと思って変わるのはそのときだけで、一晩寝たら戻ります。

行動を変えれば意識が変わるとも言われますが、行動も変えるにも、意識して変えないと本質的には
変わりません。

ではどうすればよいのか?


思考を変えることです。行動のもととなっている思考を変えることです。
思考を変えて、行動が変われば、意識も変わった、と言える状態になります。

まずは、変えるべき意識は「状態」であって「動作」ではないということです。
意識は変えるものではなく、「あのときから意識が変わった」というような感覚です。

では、思考をどう変えるのか。

これはいろいろ手があります。

まずは
選択を変えること。
取り組み方を変えること。
これまでの常識を変えること。

少し深めでいうと、
方向性を変えること。
使う論理を変えること。

イメージするものを変えること。
など。


ちょっと間を飛ばして書きますが、思考を変えて意識が変わったらどうなるか。
たとえば税金に関して、

ほぼすべての会社員は、「税金を取られる」と言います。
有能な経営者は、「税金を納める」と言います。
自然にそのような言葉がでるようになります。これが経営者思考への思考転換の成果です。