脳がアイドリングストップしている
脳はとても効率よく動くようになっている。
よく言えばそうだけど、悪く言えばおサボリやさん
変化のないものが見えなくなったり、
集中しているもの以外が見えなくなる。
若い人はさらにその傾向が強い
さらに、脳を活動させていないとき、
アイドリング状態どころか、
今どきの車と同じ、アイドリングストップ状態。
多くの人は、何も考えないようにするために、
瞑想やマインドフルネスなど、
パワーをかけて頭の中を真っ白にする。
しかし、今どきの若い人は、
そんなことしなくても、そもそもが何もしないとき
頭の中に何もない。
特技でもあると思うが、
それを理解しておかないと、
叱責してしまってモチベーションを落としてしまうことに注意。
以前はよく若い人たちはよく「指示待ち」だと揶揄された。
しかし、今の時代、指示を待っているならまだまし。
「指示待ち」はアイドリング状態。
言われたら動き出す。
指示があったらエンジンが回転しだす
「アイドリングストップ」状態。
ぼーっとしている人に
「何を考えているんだ?」と聞いて、
「何も考えていませんでした。」という答えに対して、
そんなはずはないだろう、と考えるのは昔の人。
本当に何も考えていないのが今の人。
それを前提に対応しないと、
ウザい上司になるわけだ。