シンセサイザーはフランスで発展
今やポップ音楽に欠かせない
キーボード、シンセサイザー。
10月26日リリースのニューアルバムでは
パソコンの最新ソフトを使用して
音楽制作を行っています。
僕は学生時代
シンセ好きが高じて
ある有名なメーカーの
シンセサイザーのプリセットを
作らせていただくまでに至りました。
そのシンセサイザーですが
本屋さんに行くと
大人の科学という
雑誌でシンセの原型
テルミンが
取り上げられていますね。
1920年代テルミンは
ロシアの科学者が作ったシンセの原型で
映画にもなりました。
(とても感動的な映画でした)
技術というのは必ずしも
進歩しているだけではなくて
昔の技術が越えられないものもの
あります。
それは技術が多少音が悪くなっても
便利な方に 取捨選択で
発展するからだと思うのです。
(レコード→CDもそうです、
今主流のデジタル再生は
レコードで再生できた周波数を
カットしています)
例えば
フランスでは1928年にオンド・マルトノという
弦や音響板がついた独特なシンセが
作られたり
そもそも
フランスのSF作家ジュールベルヌ
で代表されるような
フランス人の
機械的な未来派志向は
そうとう強いです。
ディズニーランドのエレクトリカルパレードの
作曲者ジャン・ジャック・ペリーが
演奏する
フランス製のシンセ
オンディオリンの演奏は
まるで生の楽器のような音に聞こえます
今のシンセよりリアル
これは鍵盤を左右に揺らすことで
ビブラートがつけられるからですが、
1920~1950年代
当時のシンセは真空管で
出来ていたので
独特な温かみと
生楽器のような表現力があります。
真空管ですから
きっと音程が安定しなかったり
音が出るまでに
真空管が温まるまで
待つ必要があったことでしょう。
一見無駄と思えるものに
大切なものがあります。
今レコードが若い方に流行っているのも
同じような理由かも知れません。
YOU CAN MAKE IT !
うまくいくさ
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ニューアルバムに参加くださった 森俊之さんとの対談
2022年10月26日(水)発売&配信
デビュー35周年記念アルバム アルバム「VISION」の
トレーラーを公開しました
ニューアルバムから書き下ろしの新曲
「Won't You Dance」のMVを
アップしました
ニューアルバム
VISIONの情報が公開になりました
CD予約受付中!
CDを購入してくださった方にご覧いただける
「デビュー35周年スペシャルインタビュー」の
ダイジェスト版
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