僕はデビュー前に音楽雑誌のライターを
やらせて頂いていた時期があって。
(当時矢野顕子さんのインタビューをさせて
頂いたこともあります・・)
ウェザーリポートのキーボード&作曲家
ジョーザヴィヌルさんのインタビューの折
当時音楽雑誌の編集長だった
山下邦彦さんに
同行させて頂いた事がありました。
(ライター時代の写真です)
僕はその時、ジョーさんが多用するペンタトニック
(アジアでもよく聞かれるドレミソラのスケール)
はスピリチュアルな
インスピレーションによるものですか?
と質問したのですが・・・。
「全くない」
「理論的に作っている」
とのお答えでした。
オーストリア生まれのジョーさんは
印象派の作曲家ラヴェルなど
フランスの印象派音楽と同様に
あくまで
モード(旋法)の一つとしてペンタトニックを
使ったに過ぎなかったんですね。
(ジョーさんは
キーボードの鍵盤を
電子的に左右ひっくり返し
つまり左から右に音が低くなるように
設定して作曲もされていましたし・・)
僕はペンタトニックが世界の
民族音楽で使われている事で
ジョーさんのペンタトニックなメロディーに
勝手にスピリチュアルな感じを受けたのですが、
そもそもペンタトニックは一本の弦から
簡単な比率で割り出される
スケールでもあるので
世界で広く使われた面もあります。
リスナー、
一人一人の思い込みがあるから
音楽には広がりがあるりますし
聴き方は自由ですから
思いっきり想像の翼を
広げて楽しんでもらいたいです。
だけど思い込みを作者とイコールで繋いでは
いけないこともあるなと
ライター時代に
気づきがありました。
(スマホで初めて写せた熊蜂です、
かわいいですね)
YOU CAN MAKE IT !
うまくいくさ
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