僕は若い頃から
女優の若尾文子さんのファンです。
敬意を込めて、密かに「わかおあやや」さんと
呼ばせてもらっています。
1990年代にはファンが高じて仕事部屋を
「スタジオ文子」と名付けていました。
どうして若尾文子さんだったのか？と
聞かれます。
僕が20代の頃、若尾さんを知った時は
もうすでに品のあるベテラン女優さんでした。
若い頃の若尾さんの作品を観るのはずっと後
昔の黄金の日活映画
何とも言えないビビッドなカラーや
紗がかかった白黒映像の中
今の時代にないスター然とした
アメリカのフィルムスターのような
超越した美を若尾さんに見出していたのです
市川雷蔵さんもセットでね。
あるテレビ番組に出演させていただいた時
フォークの大御所さんが
司会をされていて
収録中に僕が若尾文子さんの
ファンだという話をしたら
「あの世代の女優といえば色々いるだろう
何で若尾文子さんなんだよ」
と言われ、困った記憶があります。
そんなこと言われてもね・・・
少し前になりますが
若尾文子映画祭が行われた折は
フィルムで若尾作品を観るという
願いが叶って
嬉しい想いがありました。
YOU CAN MAKE IT !
うまくいくさ
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